KYCOMホールディングスは、主力の情報処理事業を中心に増収を達成し、全体として増収増益となりました。売上高34億8,500万円(前年同期比8.1%増)、営業利益2億3,000万円(同1.0%増)と堅調な業績を示しています。DX/AI関連需要の拡大が追い風となる一方、人件費増加が課題となっています。通期予想も増収増益を見込んでおり、今後の成長が期待されます。
主な事業セグメント
KYCOMホールディングス株式会社の主な事業セグメントは、情報処理事業、不動産事業、レンタカー事業、無線ソリューション事業の4つです。情報処理事業が主力で、ソフトウェア開発やコンピュータ関連サービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の売上高は34億8,500万円(前年同期比8.1%増)、営業利益は2億3,000万円(同1.0%増)、経常利益は2億5,300万円(同2.4%増)となりました。親会社株主に帰属する中間純利益は2億200万円(同9.1%増)と増収増益を達成しています。情報処理事業では、DX/AI関連やERP構築事業の需要が好調でしたが、人件費等のコスト増加により減益となりました。不動産事業は増収増益、レンタカー事業は増収減益、無線ソリューション事業は増収で赤字幅縮小となっています。
貸借対照表の変化
総資産は81億5,500万円(前期末比2.4%増)、純資産は48億700万円(同7.1%増)となりました。自己資本比率は59.0%(前期末56.4%)に改善しています。主な変動として、投資有価証券が1億9,500万円増加(前期末比14.2%増)し、短期借入金が6,000万円減少(同17.1%減)しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは4億100万円の収入(前年同期比49.7%増)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは6,600万円の支出(同24.3%減)、財務活動によるキャッシュ・フローは2億600万円の支出(同0.8%減)となりました。この結果、現金及び現金同等物の中間期末残高は22億8,700万円(前期末比5.9%増)となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期通期の連結業績予想は、売上高72億7,000万円(前期比7.4%増)、営業利益6億5,000万円(同10.1%増)、経常利益7億1,000万円(同11.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益5億円(同6.7%増)と、増収増益を見込んでいます。なお、この予想は直近に公表されたものから修正されています。
株主還元
2026年3月期の年間配当金は1株当たり10円を予定しており、前期と同額を維持する見通しです。