BCC株式会社の当事業年度は、売上高14.67億円(前年比5.9%増)と増収となりましたが、IT人材投資やM&A推進により7,300万円の当期純損失を計上しました。次期も人材投資を継続し、中期的な成長基盤強化に注力する方針です。2026年9月期より連結決算に移行し、売上高18.5億円を見込んでいます。
主な事業セグメント
BCC株式会社の主な事業セグメントは、IT営業アウトソーシング事業、ヘルスケアビジネス事業、その他事業の3つです。IT営業アウトソーシング事業は大手IT企業向けの営業人材派遣とソリューション事業、ヘルスケアビジネス事業はヘルスケア関連施設の運営受託と介護レクリエーション事業、その他事業は中小企業の経営支援やリスキリング事業などを展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当事業年度の経営成績は、売上高が14.67億円(前年比5.9%増)となりました。しかし、IT営業アウトソーシング事業の人材投資拡大やM&Aの積極展開により、営業損失9,800万円(前年は1,700万円の損失)、経常損失9,200万円(前年は500万円の利益)、当期純損失7,300万円(前年は500万円の損失)と増収減益となりました。IT営業アウトソーシング事業は増収減益、ヘルスケアビジネス事業は増収赤字縮小、その他事業は増収赤字拡大となっています。
貸借対照表の変化
貸借対照表では、総資産が10.18億円(前年比12.0%増)となりました。主な変動として、流動資産が8.43億円(前年比6.8%増)、固定資産が1.74億円(前年比46.2%増)となっています。負債は4.49億円(前年比68.1%増)に増加し、純資産は5.68億円(前年比11.4%減)となりました。自己資本比率は55.8%(前年比14.8ポイント減)となっています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは9,400万円の支出(前年は3,600万円の支出)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは5,500万円の支出(前年は2,700万円の支出)、財務活動によるキャッシュ・フローは1.71億円の収入(前年は200万円の支出)となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は5.99億円(前年比3.8%増)となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年9月期の業績見通しは、売上高15.82億円(前年比7.8%増)、営業損失1.95億円、経常損失1.87億円、当期純損失1.36億円を見込んでいます。IT営業アウトソーシング事業の人材投資を継続し、中期的な成長基盤の強化に注力する方針です。なお、2026年9月期より連結決算に移行する予定で、連結ベースでは売上高18.5億円、営業損失1.94億円、経常損失1.85億円、親会社株主に帰属する当期純損失1.35億円を見込んでいます。
株主還元
当事業年度の配当金は0円、次期配当予想も0円となっています。配当に関する具体的な変更はありません。