豊和工業株式会社の2026年3月期第2四半期決算では、売上高は9.9%増の117.7億円となりましたが、利益面では大幅な減益となりました。火器事業が好調だった一方、工作機械関連事業の不振が業績に影響しました。通期予想も下方修正され、厳しい事業環境が続くことが予想されます。
主な事業セグメント
豊和工業株式会社の主な事業セグメントは、工作機械関連、火器、特装車両、建材、不動産賃貸、国内販売子会社、国内運送子会社です。これらのセグメントを通じて、多角的な事業展開を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の売上高は117.7億円(前年同期比9.9%増)となりました。しかし、営業利益は3.83億円(同40.0%減)、経常利益は4.45億円(同40.7%減)、親会社株主に帰属する中間純利益は1.06億円(同80.6%減)と大幅な減益となりました。火器事業は大幅な増収増益を達成しましたが、工作機械関連事業では中国向け在庫の棚卸資産評価損などにより営業損失となりました。
貸借対照表の変化
資産合計は338.45億円(前期末比0.6%減)となりました。主な変動として、現金及び預金が14.15億円増加、投資有価証券が12.22億円増加した一方、電子記録債権が15.44億円減少、受取手形、売掛金及び契約資産が12.14億円減少しました。負債合計は144.76億円(同5.5%減)となり、主に短期借入金が14.18億円減少しました。純資産合計は193.68億円(同3.4%増)となりました。
キャッシュフローの変化
キャッシュフローの詳細な情報は提供されていませんが、貸借対照表の変動から、営業活動によるキャッシュフローは売上債権の減少などにより改善したと推測されます。投資活動によるキャッシュフローは投資有価証券の取得などにより支出が増加したと考えられます。財務活動によるキャッシュフローは短期借入金の返済などにより支出が増加したと推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高232億円(前期比6.6%減)、営業利益6.7億円(同46.5%減)、経常利益8億円(同43.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益2.4億円(同68.0%減)と大幅な減収減益を見込んでいます。この予想は、最近の業績動向や中国における工作機械関連事業の構造改革を踏まえて修正されています。
株主還元
2026年3月期の配当予想は、期末配当金を1株当たり20円とし、年間配当金も20円を予定しています。これは前期と同額の配当維持を示しています。