西川計測株式会社の2026年6月期第1四半期は、売上高86億8,000万円(前年同期比13.5%増)、営業利益7億9,000万円(同30.6%増)と大幅な増収増益を達成しました。ライフライン関連や半導体・自動車分野の好調、大型案件の円滑な遂行が寄与し、受注高も134億2,400万円(同34.6%増)と好調です。ただし、通期予想は減収減益を見込んでおり、今後の動向に注目が必要です。
主な事業セグメント
西川計測株式会社は、計測制御機器、理化学機器等の各種電子応用機器の販売と、それに付随するエンジニアリング業務を行う単一セグメントの企業です。主な事業は制御・情報機器システム、計測器、理化学機器、産業機器・その他の販売です。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第1四半期累計期間の業績は、売上高が86億8,000万円(前年同期比13.5%増)、営業利益は7億9,000万円(同30.6%増)、経常利益は8億1,600万円(同31.3%増)、四半期純利益は5億4,500万円(同31.6%増)となりました。ライフライン関連および半導体・自動車等の堅調な推移と大型案件の円滑な遂行により、売上・利益ともに大幅に増加しています。受注高は134億2,400万円(同34.6%増)、受注残高は329億4,000万円(同28.8%増)と、受注状況も好調です。
貸借対照表の変化
総資産は前事業年度末比6.2%減の317億7,100万円となりました。流動資産は14.9%減の191億1,300万円、固定資産は10.8%増の126億5,800万円です。負債合計は16.7%減の111億6,400万円、純資産は0.6%増の206億700万円となりました。自己資本比率は前事業年度末の60.4%から64.9%に上昇し、財務基盤が強化されています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が39億8,500万円減少しています。これは主に、契約負債の減少12億400万円や電子記録債務の減少5億9,500万円など、営業活動による支出が大きかったことが要因と推測されます。一方で、投資有価証券が11億8,600万円増加しており、投資活動にも資金を振り向けていることがわかります。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年6月期の通期業績予想は、売上高360億円(前期比7.0%減)、営業利益28億円(同25.5%減)、経常利益29億5,000万円(同24.7%減)、当期純利益20億円(同25.4%減)を見込んでいます。前年度の好調な業績に比べ減収減益の予想となっていますが、この予想値は2025年8月8日に公表されたものから変更はありません。
株主還元
2026年6月期の配当予想は、期末配当240円、年間配当240円となっています。前期の年間配当320円から減配の予想となっていますが、これは業績予想の減益を反映したものと考えられます。