第一実業株式会社の2026年3月期第2四半期決算は、売上高1,073億2,600万円(前年同期比6.0%増)、営業利益65億9,100万円(同7.6%増)と増収増益となりました。ヘルスケア事業と自動車事業が好調で、通期業績予想も上方修正されています。財務基盤も強化され、株主還元も増配が予定されています。
主な事業セグメント
第一実業株式会社の主な事業セグメントは、プラント・エネルギー事業、エナジーソリューションズ事業、産業機械事業、エレクトロニクス事業、自動車事業、ヘルスケア事業、航空・インフラ事業です。各セグメントで様々な製造装置や設備を提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の売上高は1,073億2,600万円(前年同期比6.0%増)、営業利益は65億9,100万円(同7.6%増)、経常利益は67億500万円(同7.9%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は49億6,600万円(同15.8%増)となりました。ヘルスケア事業における医療関連機器製造装置や自動包装機ラインの売上が大幅に増加し、自動車事業では電動駆動関連設備の大口案件の売上計上がありました。一方、産業機械事業では売上高が減少しています。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比3.9%減の1,647億6,400万円となりました。主な変動として、現金及び預金が増加した一方、電子記録債権や前渡金が減少しました。負債は13.4%減の806億1,800万円となり、支払手形及び買掛金や前受金が減少しました。純資産は5.4%増の841億4,500万円となり、親会社株主に帰属する中間純利益の計上が主な要因です。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは62億9,700万円の収入(前年同期比6,200万円減)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは1億6,700万円の収入(前年同期は11億4,200万円の支出)となり、財務活動によるキャッシュ・フローは18億700万円の支出(前年同期比41億9,400万円減)となりました。結果として、現金及び現金同等物は前連結会計年度末比12.7%増の381億8,800万円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の通期連結業績予想は、売上高2,250億円(前期比1.5%増)、営業利益132億円(同0.7%増)、経常利益135億円(同0.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益96億円(同8.6%増)と上方修正されました。これは当中間連結会計期間の業績及び今後の見通しを考慮したものです。
株主還元
2026年3月期の年間配当金予想は、前期比30円増配の122円(中間配当51円、期末配当71円)に修正されました。これは業績予想の上方修正に伴うものです。前期の期末配当金には特別配当8円が含まれていました。