神戸天然物化学株式会社の2026年3月期中間決算では、売上高が33.74億円(前年同期比1.6%増)と微増したものの、利益面では大幅な減少が見られました。医薬事業部門の好調さが目立つ一方、他部門の減収や人件費増加が影響し、中間純利益は100万円(同98.1%減)まで落ち込みました。通期では増収減益を予想しています。
主な事業セグメント
神戸天然物化学株式会社は、機能材料事業、医薬事業、バイオ事業の3つの主要セグメントを展開しています。有機化学品の研究・開発・生産ソリューション事業を単一の報告セグメントとしています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間会計期間の売上高は33.74億円(前年同期比1.6%増)となりました。しかし、利益面では大幅な減少が見られ、営業損失は50万円(前年同期は7,600万円の利益)、経常利益は1,100万円(同86.9%減)、中間純利益は100万円(同98.1%減)となりました。医薬事業部門の売上が28.9%増加した一方、機能材料事業部門が10.1%減、バイオ事業部門が16.4%減少しました。利益減少の主な要因は、製品構成の変化や人件費の増加によるものです。
貸借対照表の変化
総資産は204.97億円(前期末比1.7%増)となりました。主な変動として、流動資産の仕掛品が3.23億円増加、原材料及び貯蔵品が2.75億円増加した一方、売掛金が13.36億円減少しました。固定資産は有形固定資産が6.12億円増加しました。負債は70.83億円(同6.8%増)、純資産は134.14億円(同0.8%減)となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは3.46億円の収入(前年同期は1.28億円の支出)となりました。主な要因は売上債権の減少13.3億円です。投資活動によるキャッシュ・フローは4.2億円の支出(前年同期は10.66億円の支出)で、主に有形固定資産の取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは7,000万円の支出(前年同期は1.14億円の支出)となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の通期業績予想は、売上高86億円(前期比5.1%増)、営業利益7.8億円(同1.1%増)、経常利益8億円(同13.9%減)、当期純利益5.84億円(同20.8%減)を見込んでいます。外部環境からの影響は限定的とし、前回公表の業績予想から変更はありません。
株主還元
当中間期の配当金は1株当たり16円で実施される予定です。2026年3月期の年間配当予想は1株当たり33円(中間配当16円、期末配当17円)となっており、前期と同額を維持する方針です。