玉井商船株式会社の2026年3月期第2四半期決算は、厳しい事業環境の中で減収減益となりました。営業収益は24.73億円(前年同期比11.0%減)、営業利益は5,400万円(同87.8%減)と大幅に減少し、経常損失2,300万円を計上しました。通期予想も下方修正され、厳しい業績が続く見通しです。
主な事業セグメント
玉井商船株式会社の主な事業セグメントは、外航海運業、内航海運業、不動産賃貸業です。外航海運業では北米や南米からの輸入穀物や水酸化アルミの輸送、内航海運業では水酸化アルミなどの輸送や船舶の定期貸船を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間期の経営成績は、前年同期と比較して悪化しました。営業収益は24.73億円(前年同期比11.0%減)、営業利益は5,400万円(同87.8%減)、経常損失は2,300万円(前年同期は4.48億円の利益)、親会社株主に帰属する中間純利益は300万円(同99.2%減)となりました。外航海運業では稼働隻数の減少やマーケットの低迷により減収減益、内航海運業では一部船舶の定期貸船終了の影響で減収となりましたが、コスト減少により増益となりました。
貸借対照表の変化
当中間期末の総資産は134.17億円(前期末比7.69億円増)となりました。主な変動は、流動資産が17.46億円減少し、固定資産が25.15億円増加しました。負債は41.73億円(同8.32億円増)となり、純資産は92.43億円(同6,300万円減)となりました。自己資本比率は68.6%(前期末73.2%)と4.6ポイント低下しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは3.6億円の収入(前年同期は4,800万円の支出)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは26.87億円の支出(前年同期比26.78億円の支出増)となり、主に有形固定資産の取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは6.55億円の収入(前年同期は3.32億円の支出)となり、主に長期借入れによる収入によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の通期連結業績予想は、売上高50億円(前期比7.2%減)、営業利益2.6億円(同70.7%減)、経常利益1.8億円(同79.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1億円(同95.2%減)と、減収減益を見込んでいます。なお、この予想は直近に公表されているものから修正されています。
株主還元
配当方針の見直しを検討中であり、新たな配当方針が決定次第、現在未定となっている配当予想と併せて速やかに公表する予定です。前期の年間配当金は1株当たり80円でした。