特種東海製紙株式会社の2026年3月期中間決算は、売上高479.1億円(前年同期比2.9%増)、営業利益23.59億円(同25.9%増)と増収増益となりました。産業素材事業や生活商品事業の好調、環境関連事業の大幅増益が寄与し、特殊素材事業の減収減益をカバーしています。通期予想も増収増益を見込んでおり、事業ポートフォリオの変革も進めています。
主な事業セグメント
特種東海製紙株式会社の主な事業セグメントは、産業素材事業、特殊素材事業、生活商品事業、環境関連事業です。各セグメントでは段ボール原紙、クラフト紙、特殊印刷用紙、トイレットペーパーなどを製造・販売しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の業績は、売上高479.1億円(前年同期比2.9%増)、営業利益23.59億円(同25.9%増)、経常利益33.27億円(同8.8%増)、親会社株主に帰属する中間純利益23.07億円(同10.1%増)となりました。産業素材事業や生活商品事業が好調で、環境関連事業も大幅増益となりました。一方、特殊素材事業は減収減益となっています。トーエイ株式会社の完全子会社化など、事業ポートフォリオの変革も進めています。
貸借対照表の変化
当中間連結会計期間末の総資産は1,393.92億円(前期末比0.03%減)、負債は517.55億円(同3.4%減)、純資産は876.36億円(同2.1%増)となりました。自己資本比率は58.1%と、前期末から1.8ポイント上昇しています。主な変動として、現金及び預金の減少、有利子負債の減少、利益剰余金の増加が挙げられます。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは42.9億円の収入(前年同期比6.85億円減)となりました。主な要因は税金等調整前中間純利益32.41億円、減価償却費32.09億円です。投資活動によるキャッシュ・フローは38.07億円の支出(同15.06億円減)で、主に有形固定資産の取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは31.4億円の支出(同8,200万円増)となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高990億円(前期比4.4%増)、営業利益50億円(同27.3%増)、経常利益70億円(同12.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益49億円(同35.8%増)を見込んでいます。この予想は直近に公表されたものから変更はありません。
株主還元
2026年3月期の中間配当金は1株当たり65円と決定されました。期末配当予想は1株当たり22円(株式分割後)となっています。なお、2025年10月1日付で1株を3株に分割する株式分割を実施しており、分割前換算では期末配当予想は66円相当となります。