沖縄電力の2026年3月期中間期決算は、売上高が1,192.31億円(前年同期比6.3%減)となる一方、営業利益は99.94億円(同37.2%増)と大幅増益を達成しました。電気事業営業費用の削減が奏功し、利益率が大きく改善しています。通期予想も増益を見込み、配当も増配を予定しています。
主な事業セグメント
沖縄電力株式会社の主な事業セグメントは電気事業です。電力の発電、送電、配電を行い、沖縄県内の電力供給を担っています。また、その他事業として関連事業も展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間期の経営成績は、売上高が1,192.31億円(前年同期比6.3%減)となりました。一方で、営業利益は99.94億円(同37.2%増)、経常利益は91.96億円(同33.8%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は70.33億円(同31.4%増)と、大幅な増益となりました。売上高は減少したものの、費用削減等により利益は大きく改善しています。特に、電気事業営業費用が前年同期比で約100億円減少したことが増益に寄与しています。
貸借対照表の変化
貸借対照表では、総資産が5,223.72億円(前期末比4.4%増)、純資産が1,310.05億円(同6.0%増)となりました。自己資本比率は24.6%(前期末24.3%)と若干改善しています。負債では、社債が100億円増加し1,360億円に、長期借入金が161.77億円増加し1,544.81億円となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは100.93億円の収入(前年同期比8.2%増)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは145.71億円の支出(同14.4%減)、財務活動によるキャッシュ・フローは160.23億円の収入(同62.1%増)となりました。結果として、現金及び現金同等物の中間期末残高は301.86億円(前年同期比24.6%増)となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の通期連結業績予想は、売上高2,193億円(前期比7.3%減)、営業利益100億円(同36.6%増)、経常利益80億円(同41.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益57億円(同31.9%増)を見込んでいます。売上高は減少するものの、利益面では大幅な増益を予想しています。
株主還元
配当金については、当中間期の1株当たり配当金を15円(前年同期10円)に増配しています。2026年3月期の年間配当金予想は1株当たり30円(前期20円)と、前期比10円の増配を予定しています。