松田産業株式会社の2026年3月期中間決算は、貴金属関連事業と食品関連事業の両セグメントで増収増益を達成し、売上高、利益ともに大幅な成長を遂げました。特に貴金属リサイクル取扱量の増加と貴金属相場の上昇が業績を牽引し、前年同期比で売上高29.7%増、営業利益28.4%増と好調な結果となりました。通期予想も増収増益を見込んでおり、今後の更なる成長が期待されます。
主な事業セグメント
松田産業株式会社の主な事業セグメントは、貴金属関連事業と食品関連事業です。貴金属関連事業では資源リサイクルや高機能電子材料の開発を行い、食品関連事業では水産品、畜産品、農産品の販売を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の業績は、売上高2,882.48億円(前年同期比29.7%増)、営業利益80.61億円(同28.4%増)、経常利益84.41億円(同28.3%増)、親会社株主に帰属する中間純利益60.87億円(同31.7%増)となりました。貴金属関連事業では貴金属リサイクル取扱量の増加と貴金属相場の上昇が寄与し、食品関連事業では畜産品・農産品の販売量増加と価格上昇が業績を押し上げました。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比8.2%増の1,827億円となりました。主な要因は受取手形及び売掛金の14.3%増、棚卸資産の7.4%増、有形固定資産の3.2%増です。負債は16.2%増の799.3億円となり、主に買掛金の16.6%増、前受金の25.8%増、長期借入金の36.7%増によるものです。純資産は2.6%増の1,027.69億円となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは36.91億円の収入(前年同期比50.7%増)となりました。主な要因は税金等調整前中間純利益84.41億円、減価償却費17.17億円、仕入債務の増加28.7億円です。投資活動によるキャッシュ・フローは25.13億円の支出(同4.4%増)、財務活動によるキャッシュ・フローは13.74億円の収入(前年同期は11.6億円の支出)となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の通期連結業績予想は、売上高5,500億円(前期比17.3%増)、営業利益154億円(同21.5%増)、経常利益162億円(同19.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益115億円(同21.6%増)を見込んでいます。これは前回公表からの修正はありません。
株主還元
2026年3月期の配当予想は、中間配当50円、期末配当50円の年間100円(前期比25円増)を予定しています。これにより、配当性向は22.5%となる見込みです。