昭和化学工業株式会社の2026年3月期中間期決算は、売上高が微増の48億4,300万円となる一方、経常利益は91.5%増の4億7,600万円、純利益は88.1%増の3億3,500万円と大幅な増益を達成しました。持分法投資利益の増加が主な要因です。通期予想も上方修正され、特に利益面での成長が期待されています。
主な事業セグメント
昭和化学工業株式会社の主な事業セグメントは、濾過助剤、建材・充填材、化成品、その他の製品です。これらの製品は、飲料、建設、水処理、化学品など幅広い産業向けに提供されています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の業績は、売上高が48億4,300万円(前年同期比0.6%増)と微増となりました。一方で、経常利益は4億7,600万円(同91.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億3,500万円(同88.1%増)と大幅に増加しました。この利益の大幅増加は、主に持分法投資利益の増加によるものです。製品別では、建材・充填材の売上が9.1%増加し、化成品も4.2%増加しました。
貸借対照表の変化
貸借対照表では、総資産が前連結会計年度末比2億8,500万円増の139億4,100万円となりました。主な変動として、受取手形及び売掛金が3億8,300万円、投資有価証券が4億2,200万円増加した一方、現金及び預金が4億9,300万円減少しました。負債は1億9,400万円減少し53億4,000万円となり、純資産は4億8,000万円増加して86億円となりました。自己資本比率は59.5%から61.7%に改善しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュフローの詳細な記載はありませんが、貸借対照表の変動から推測すると、営業活動によるキャッシュフローは売上債権の増加により減少、投資活動によるキャッシュフローは投資有価証券の取得により減少、財務活動によるキャッシュフローは短期借入金の返済により減少したと考えられます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の通期連結業績予想が修正されました。売上高は93億円(前期比0.7%増)、営業利益は3億5,000万円(同1.1%増)、経常利益は6億1,000万円(同6.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は5億2,000万円(同26.3%増)と予想されています。利益面での大幅な成長が見込まれています。
株主還元
配当金については、2026年3月期の中間配当が1株当たり3円、期末配当予想も3円で、年間配当予想は6円となっています。これは前期と同額の配当維持を示しています。