日華化学株式会社の2025年12月期第3四半期は、売上高412.17億円(前年同期比4.4%増)、営業利益29.01億円(同15.7%増)と増収増益を達成しました。化学品事業と化粧品事業の両セグメントが好調でしたが、為替差損や支払手数料の増加により、経常利益と純利益は減益となりました。通期予想は据え置かれ、年間配当60円を予定しています。
主な事業セグメント
日華化学株式会社の主な事業セグメントは、化学品事業と化粧品事業です。化学品事業では繊維化学品や電子材料関連工程薬剤を扱い、化粧品事業ではヘアケア製品などを展開しています。その他に設備請負工事などの事業も行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高412.17億円(前年同期比4.4%増)、営業利益29.01億円(同15.7%増)と増収増益となりました。一方、経常利益は27.59億円(同2.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は16.13億円(同12.7%減)と減益となりました。化学品事業は増収増益、化粧品事業も増収増益となりましたが、為替差損や支払手数料の増加が影響し、経常利益以下が減益となりました。
貸借対照表の変化
資産合計は前連結会計年度末比6.6%増の664.89億円となりました。主な要因は、有形固定資産のその他(純額)が47.91億円増加したことです。負債合計は16.5%増の300.78億円となり、短期借入金が31.92億円、長期借入金が7.24億円増加しました。純資産合計は0.4%減の364.11億円となりました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金は前連結会計年度末から6.07億円増加し113.34億円となりました。短期借入金と長期借入金の増加が主な要因と考えられます。設備投資などの支出があった一方で、営業活動による資金の獲得があったと推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の通期連結業績予想は、売上高570億円(前期比5.4%増)、営業利益36億円(同2.3%増)、経常利益34億円(同14.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益24億円(同12.9%減)を見込んでいます。第3四半期までの実績を踏まえ、前回公表の予想から修正は行われていません。
株主還元
2025年12月期の年間配当金予想は1株当たり60円(前期実績52円)となっています。第2四半期末に30円の配当が実施され、期末配当も30円を予定しています。配当予想に修正はありません。