日本製罐株式会社の当中間期は、18L缶の売上増加があったものの、美術缶の減少により全体の売上高は3.0%減となりました。損益面では営業損失と経常損失が拡大しましたが、親会社株主に帰属する中間純損失は前年同期比で改善しています。通期では増収増益を見込んでおり、配当も増配を予定しています。
主な事業セグメント
日本製罐株式会社の主な事業セグメントは、金属缶製造販売事業と不動産賃貸事業です。金属缶製造販売事業では、18L缶や美術缶などを製造・販売しており、不動産賃貸事業では不動産の賃貸を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の売上高は57.91億円(前年同期比3.0%減)となりました。18L缶の売上高は前年対比1.4%増加しましたが、美術缶の売上高は15.7%減少しました。営業損失は1.15億円(前年同期は1.11億円の損失)、経常損失は9,600万円(前年同期は7,100万円の損失)となりました。親会社株主に帰属する中間純損失は2,000万円(前年同期は6,400万円の損失)と改善しました。
貸借対照表の変化
総資産は125.67億円(前期末比3.98億円減)となりました。流動資産は68.39億円(同2.45億円減)、固定資産は57.28億円(同1.53億円減)となっています。負債合計は76.59億円(同2.87億円減)、純資産合計は49.08億円(同1.11億円減)となりました。自己資本比率は31.5%(前期末は31.4%)とほぼ横ばいです。
キャッシュフローの変化
キャッシュフローの詳細な記載はありませんが、現金及び預金が前期末比7.67億円減少し11.33億円となっています。一方で、受取手形及び売掛金が1.2億円、電子記録債権が4.86億円増加しており、営業活動によるキャッシュフローの減少が示唆されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の連結業績予想は、売上高123.72億円(前期比9.9%増)、営業利益1.34億円、経常利益1.65億円、親会社株主に帰属する当期純利益1.22億円を見込んでいます。前期の実績値は記載されていませんが、増収増益を予想していると考えられます。
株主還元
配当に関しては、前期末に1株当たり20円の配当が実施されました。当期の配当予想は期末に30円となっており、増配が予定されています。