日本ヒューム株式会社の2026年3月期中間決算では、下水道関連事業の好調が基礎事業の減収を補い、売上高167億5,400万円(前年同期比11.5%減)、経常利益22億8,400万円(同8.3%減)となりました。通期予想では増収増益を見込み、株式分割や自己株式取得を実施するなど、株主還元にも注力しています。
主な事業セグメント
日本ヒューム株式会社は、基礎事業、下水道関連事業、プレキャスト事業を主な事業セグメントとする総合コンクリート会社です。新素材・モニタリング技術の活用や、デジタル化・自動化による省力化・高品質化に取り組んでいます。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の業績は、売上高167億5,400万円(前年同期比11.5%減)、営業利益11億4,500万円(同22.0%減)、経常利益22億8,400万円(同8.3%減)、親会社株主に帰属する中間純利益18億7,300万円(同10.0%減)となりました。基礎事業での大型案件反動減を下水道関連事業の増収増益が補い、事業ポートフォリオの安定性が向上しています。
貸借対照表の変化
当中間連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べ9億6,400万円増加の582億500万円となりました。負債は17億1,100万円減少の124億4,600万円、純資産は26億7,600万円増加し457億5,900万円となりました。自己資本比率は前連結会計年度末の74.4%から77.8%に上昇しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは5億7,000万円の支出(前年同期は26億4,500万円の獲得)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは14億6,900万円の支出(前年同期比14億700万円増)、財務活動によるキャッシュ・フローは4億9,600万円の支出(前年同期比14億9,200万円減)となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の連結業績予想は、売上高400億円(前期比7.9%増)、営業利益23億円(同13.7%増)、経常利益34億円(同11.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益30億円(同1.5%減)を見込んでいます。営業利益率は5.8%と、前期比で0.3ポイントの改善が予想されています。
株主還元
2026年3月期の中間配当金は1株当たり22円、期末配当金は株式分割後の13円(分割前26円相当)を予定しています。年間配当金は株式分割の影響により単純比較ができないため表示されていませんが、分割を考慮しない場合、年間48円相当となります。