日本コークス工業は、コークス事業の回復により中間期業績が改善し、営業利益と経常利益が黒字転換しました。売上高は4.2%増の496億8,000万円、営業利益は5億1,700万円となりました。今後、老朽化したコークス炉の休止による生産体制の最適化を進め、競争力強化と安定収益の確保を目指しています。
主な事業セグメント
日本コークス工業株式会社の主な事業セグメントは、コークス事業、燃料・資源リサイクル事業、総合エンジニアリング事業です。コークス事業が主力で、燃料・資源リサイクル事業では燃料販売や港湾設備を活用したビジネスを展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の連結売上高は前年同期比4.2%増の496億8,000万円となりました。営業損益は5億1,700万円の黒字に転換し、経常損益も4億1,300万円の黒字となりました。親会社株主に帰属する中間純損益は4億8,700万円の赤字となりましたが、前年同期の22億2,700万円の赤字から大幅に改善しています。コークス事業の回復が業績改善に寄与しています。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比0.7%減の1,297億3,000万円となりました。負債は前期末比0.7%減の883億6,400万円、純資産は前期末比0.6%減の413億6,500万円となりました。自己資本比率は31.9%と前期末から0.1ポイント上昇しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュフローの詳細な数値は記載されていませんが、短期借入金が41億8,900万円減少、長期借入金が20億1,000万円減少しており、有利子負債の圧縮が進んでいることがうかがえます。一方で、支払手形及び買掛金が72億3,100万円増加しており、仕入債務の増加が見られます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期通期の連結業績予想は、売上高960億円(前期比3.1%減)、営業利益27億円、経常利益17億円、親会社株主に帰属する当期純損失52億円を見込んでいます。第3四半期に老朽化したコークス炉の休止に伴う減損損失等約50億円の計上を予定しており、これが当期純損失の主因となっています。
株主還元
2026年3月期の配当予想は、期末配当0円、年間配当0円となっています。前期も無配であり、厳しい業績状況を反映した配当方針となっています。