広栄化学株式会社の2026年3月期中間決算は、売上高が72億900万円(前年同期比24.3%減)、営業損益が3億700万円の損失となりました。欧州・北米向け医農薬関連製品や触媒関連製品の販売減少、為替の影響が主因です。通期業績予想も下方修正され、厳しい事業環境が続くことが予想されています。
主な事業セグメント
広栄化学株式会社は、ファイン製品事業を主な事業セグメントとしています。主要製品グループには医農薬関連化学品、機能性化学品、その他があります。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間会計期間の売上高は72億900万円(前年同期比24.3%減)となりました。欧州・北米向け医農薬関連製品や触媒関連製品の販売減少、為替の影響が主な要因です。損益面では、営業損益が3億700万円の損失(前年同期は6億5,600万円の利益)、経常損益が3億8,200万円の損失(前年同期は4億9,900万円の利益)、中間純損益が2億7,100万円の損失(前年同期は3億2,400万円の利益)となりました。原料価格低減や売価改定の成果はあったものの、売上高減少に伴う数量差損等が影響しました。
貸借対照表の変化
資産合計は前事業年度末比1.3%増の356億8,600万円となりました。流動資産が8.9%増加し142億円、固定資産が3.1%減少し214億8,500万円となっています。負債合計は前事業年度末比7.2%増の145億8,500万円、純資産は2.4%減の211億円となりました。自己資本比率は61.4%から59.1%に低下しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは10億7,700万円の収入(前年同期比68.2%減)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは8億6,700万円の支出(前年同期比19.9%増)、財務活動によるキャッシュ・フローは9,100万円の支出(前年同期は22億4,000万円の支出)となりました。この結果、現金及び現金同等物の中間期末残高は4億4,600万円となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期通期の業績予想は、売上高180億円(前期比10.1%減)、営業利益2億円(同64.7%減)、経常利益1億円(同71.9%減)、当期純利益3,000万円(同89.6%減)に下方修正されました。厳しい事業環境が続くことが予想されています。
株主還元
2026年3月期の配当予想は、中間配当を1株当たり30円(前期比20円減)、期末配当を50円(前期と同額)とし、年間配当を80円(前期比20円減)に修正しています。