主な事業セグメント
市光工業株式会社は自動車部品事業の単一セグメントで事業を展開しています。主に自動車用ライティング製品の製造・販売を行っており、日本国内およびアセアン地域を中心に事業を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は861.41億円(前年同期比6.4%減)となりました。一方、利益面では新製品立上げに伴う金型収益や価格転嫁の推進、生産性向上などにより、営業利益は37.39億円(前年同期比72.7%増)、経常利益は49.82億円(前年同期比48.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は38.73億円(前年同期比52.6%増)と、減収増益となりました。日本国内の一部自動車メーカーの生産減少やアセアン市場の低迷が売上高減少の主因ですが、収益性の改善により利益は大幅に増加しています。
貸借対照表の変化
総資産は1,213.63億円(前期末比6.7%減)となりました。流動資産が88.12億円減少し、固定資産が8,600万円増加しています。負債は481.16億円(前期末比18.6%減)となり、主に流動負債が114.76億円減少しました。純資産は732.46億円(前期末比3.2%増)となり、自己資本比率は59.6%(前期末比5.8ポイント増)に改善しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金は140.93億円(前期末比11.5%増)となっています。短期貸付金が66.52億円減少し、電子記録債務が54.17億円減少するなど、運転資本の改善が見られます。設備投資については、有形固定資産が全体で7.41億円減少しており、投資を抑制している様子が伺えます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期通期の連結業績予想は、売上高1,210億円(前期比3.6%減)、営業利益54億円(同10.6%増)、経常利益62億円(同4.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益39億円(同12.8%減)を見込んでいます。第3四半期までの実績と比較すると、第4四半期は減益を予想していますが、通期では増益を維持する見通しです。
株主還元
2025年12月期の年間配当金は、前期比1円増配の14円(中間7円、期末7円)を予定しています。配当性向は34.5%となる見込みです。