太洋物産は2025年9月期に増収減益となりました。売上高は196億6,200万円(前期比4.8%増)と伸長しましたが、営業利益は2億4,700万円(同7.1%減)となりました。食料部門の好調が増収に寄与した一方、株主優待費用増などが利益を圧迫しました。2026年9月期は中国事業強化などにより増収増益を見込んでいます。
主な事業セグメント
太洋物産株式会社の主な事業セグメントは、食料部(牛肉・鶏肉・タイ産加工食品)、農産部(農産品)、中国開拓部(中国生活関連商品)、生活産業部(豚肉・化学品)の4つです。食料関連と中国関連の事業が中心となっています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年9月期の経営成績は、売上高が196億6,200万円(前期比4.8%増)となりました。一方、営業利益は2億4,700万円(同7.1%減)、経常利益は1億7,300万円(同14.1%減)、当期純利益は1億4,800万円(同8.6%減)と減益となりました。食料部門での外食産業向け加工食品販売が好調でしたが、株主優待費用の増加などが利益を圧迫しました。
貸借対照表の変化
貸借対照表では、総資産が前期末比4.7%増の83億6,300万円となりました。主に売上債権の増加が要因です。負債は前期末比2.5%増の73億7,000万円、純資産は前期末比23.7%増の9億9,300万円となりました。自己資本比率は11.6%と1.9ポイント改善しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フローは、営業活動で5億6,000万円の支出(前期は5,100万円の収入)となりました。これは主に売上債権の増加9億4,000万円が要因です。投資活動は500万円の支出、財務活動は短期借入金の増加により4億8,400万円の収入となりました。結果、現金及び現金同等物の期末残高は前期末比23.3%減の2億6,500万円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年9月期の業績予想は、売上高250億5,200万円(前期比27.5%増)、営業利益2億9,000万円(同18.8%増)、経常利益2億2,800万円(同33.3%増)、当期純利益1億8,200万円(同25.5%増)と増収増益を見込んでいます。安定的な利益確保や資金効率改善、中国事業の強化などの施策により、業績回復を目指しています。
株主還元
配当については、財務基盤の強化を優先するため、2025年9月期は無配となりました。早期の復配を目標としていますが、2026年9月期も無配の予定です。また、株主優待制度については、2024年9月期をもって廃止することが決定されました。