大日本塗料株式会社の2026年3月期中間決算では、神東塗料グループの連結寄与により売上高が27.2%増の459億6,500万円となりました。しかし、JISマーク表示の一時停止処分の影響や人件費増加により、営業利益は28.0%減の18億1,700万円、親会社株主に帰属する中間純利益は48.3%減の14億500万円と減益となりました。通期業績予想も下方修正されています。
主な事業セグメント
大日本塗料株式会社の主な事業セグメントは、国内塗料事業、海外塗料事業、照明機器事業、蛍光色材事業です。国内外で塗料製品の製造・販売を行うほか、LED照明やUVランプなどの照明機器、蛍光顔料や加工品も手がけています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間期の売上高は459億6,500万円(前年同期比27.2%増)と大幅に増加しました。これは主に神東塗料グループの連結寄与によるものです。一方、利益面では、JISマーク表示の一時停止処分の影響による販売低迷や人件費増加により、営業利益は18億1,700万円(同28.0%減)、経常利益は21億2,400万円(同23.2%減)、親会社株主に帰属する中間純利益は14億500万円(同48.3%減)と減益となりました。
貸借対照表の変化
総資産は1,341億9,500万円(前期末比0.6%増)となりました。流動資産は529億7,400万円(同0.2%減)、固定資産は812億2,100万円(同1.2%増)です。負債は591億4,500万円(同3.4%増)となり、純資産は750億4,900万円(同1.5%減)となりました。自己資本比率は47.8%(前期末48.8%)と若干低下しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは13億9,300万円の収入(前年同期比42.7%減)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは15億1,700万円の支出(前年同期は1億5,500万円の収入)となり、財務活動によるキャッシュ・フローは1億7,000万円の収入(前年同期は13億円の支出)となりました。この結果、現金及び現金同等物の中間期末残高は112億1,800万円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期通期の連結業績予想は、売上高920億円(前期比26.9%増)、営業利益41億円(同13.1%減)、経常利益43億円(同17.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益29億円(同69.3%減)に下方修正されました。JISマーク表示の一時停止処分の影響が継続することが主な要因です。
株主還元
2026年3月期の年間配当金は1株当たり58円を予定しています。これは前期の49円から9円の増配となります。