佐藤商事株式会社の2026年3月期第2四半期は、売上高1,423億7,300万円(前年同期比1.8%増)、営業利益32億2,900万円(同16.3%増)と増収増益を達成しました。電子事業が大幅増益となり、全体の業績を牽引しています。一方で、通期予想では下半期に減益傾向が見込まれており、今後の事業環境の変化に注目が必要です。
主な事業セグメント
佐藤商事株式会社の主な事業セグメントは、鉄鋼事業、非鉄金属事業、電子事業、ライフ営業事業、機械・工具事業、営業開発事業の6つです。鉄鋼事業が最大のセグメントで、次いで電子事業、非鉄金属事業が主要なセグメントとなっています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2026年3月期第2四半期の連結業績は、売上高が1,423億7,300万円(前年同期比1.8%増)、営業利益が32億2,900万円(同16.3%増)、経常利益が35億2,000万円(同15.6%増)、親会社株主に帰属する中間純利益が29億3,000万円(同3.7%増)となりました。主力の鉄鋼事業は減益でしたが、電子事業やライフ営業事業が大幅増益となり、全体として増収増益を達成しています。特に電子事業は売上高が前年同期比15.5%増、営業利益が44.2%増と好調でした。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比0.4%増の1,717億9,900万円となりました。主な変動として、固定資産が31億2,600万円増加しています。負債は前期末比2.8%減の998億6,000万円となり、純資産は前期末比5.1%増の719億3,900万円となりました。自己資本比率は41.7%と、前期末の39.8%から1.9ポイント改善しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは38億8,800万円の収入となり、前年同期の15億300万円の支出から大幅に改善しました。投資活動によるキャッシュ・フローは12億4,300万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは17億3,300万円の支出となりました。結果として、現金及び現金同等物の中間期末残高は前期末比24%増の48億4,800万円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期通期の連結業績予想は、売上高2,900億円(前期比1.9%増)、営業利益68億円(同0.3%減)、経常利益72億円(同0.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益56億円(同6.9%減)を見込んでいます。第2四半期までの実績と比較すると、下半期は増収ながら減益傾向が予想されています。
株主還元
2026年3月期の1株当たり配当金は、中間配当38円、期末配当38円の年間76円を予定しています。これは前期と同額の配当維持となります。配当性向は28.6%となる見込みです。