住友精化株式会社の2026年3月期第2四半期決算では、売上高が727億500万円(前年同期比1.7%減)となる一方、営業利益は58億8千100万円(同19.9%増)と増益となりました。吸水性樹脂セグメントでは原燃料価格低下により利益が改善し、通期予想も上方修正されましたが、過剰請求関連費用の増加により当期純利益は下方修正されています。
主な事業セグメント
住友精化株式会社の主な事業セグメントは、吸水性樹脂セグメントと機能マテリアルセグメントです。吸水性樹脂セグメントが主力事業であり、機能マテリアルセグメントでは水溶性ポリマーなどを扱っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の売上高は727億500万円(前年同期比1.7%減)となりました。一方、営業利益は58億8千100万円(前年同期比19.9%増)、経常利益は55億7千800万円(前年同期比18.0%増)と増益となりました。親会社株主に帰属する中間純利益は32億7千500万円(前年同期比1.6%減)となりました。吸水性樹脂セグメントでは、販売数量が中国市場などで増加しましたが、円高の影響で売上高は微減となりました。一方、原燃料価格の低下により営業利益は41.2%増加しました。機能マテリアルセグメントでは、IRラテックス事業の終了や固定費増加により減収減益となりました。
貸借対照表の変化
当中間連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末比0.9%増の1,427億3千700万円となりました。流動資産は0.9%減少し794億1千200万円、固定資産は3.1%増加し633億2千400万円となりました。負債は3.8%減少し454億4千300万円、純資産は3.2%増加し972億9千400万円となりました。自己資本比率は1.6ポイント増加し68.2%となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前中間純利益の増加などにより、前年同期比92.9%増の68億8千200万円の収入となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、固定資産の取得による支出の減少などにより、前年同期比33.0%減の45億4千600万円の支出となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の返済などにより、13億4千400万円の支出(前年同期は19億9千万円の収入)となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の通期連結業績予想は、売上高1,450億円(前期比1.7%減)、営業利益113億円(同5.5%増)、経常利益110億円(同1.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益44億円(同26.2%減)に修正されました。原燃料価格の低下や円安の影響により、営業利益と経常利益は前回予想を上回る見込みです。一方、過剰請求関連費用の増加などにより、当期純利益は前回予想を下回る見通しです。
株主還元
2026年3月期の年間配当金は、前期と同額の1株当たり200円(中間100円、期末100円)を予定しています。配当予想に変更はありません。