ログリー株式会社の2026年3月期第2四半期決算では、売上高が7.18億円(前年同期比7.1%減)、経常損失3,500万円、中間純損失7,500万円となりました。ネイティブ広告市場の低迷が続く中、既存事業の改善は見られるものの、新規取り組みの収益化に遅れが生じています。通期予想を下方修正し、売上高13.86億円(前期比13.6%減)、当期純損失8,800万円を見込んでいます。
主な事業セグメント
ログリー株式会社は、ネイティブ広告プラットフォーム「LOGLY Ads Context」を主力事業とし、インターネット広告市場のネイティブ広告業界に属しています。広告主の効果最大化や媒体社の満足度向上を目指しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の売上高は7.18億円(前年同期比7.1%減)となりました。経常損失は3,540.4万円、親会社株主に帰属する中間純損失は7,534.3万円となりました。既存の広告事業では広告効果の改善や顧客との関係強化が奏功し、売上総利益や営業利益に回復が見られましたが、市場の多様化に対応するための新規取り組みは本格的に収益に貢献するには至らず、広告受注全体の回復には至りませんでした。
貸借対照表の変化
当中間連結会計期間末の総資産は8.94億円(前期末比19.9%減)となりました。流動資産は7.35億円(同23.7%減)で、主に現金及び預金が2.08億円減少しました。固定資産は1.59億円(同4.2%増)で、主にのれんが2,966.7万円増加しました。負債は4.82億円(同23.3%減)となり、主に買掛金が7,767.9万円、1年内返済予定の長期借入金が6,186.2万円減少しました。純資産は4.12億円(同15.5%減)となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは9,730.3万円の支出となりました。これは主に税金等調整前中間純損失6,877.4万円、減損損失3,348.6万円、売上債権の減少2,250.8万円、仕入債務の減少7,767.9万円によるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは72.7万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは1.1億円の支出となりました。この結果、現金及び現金同等物の中間期末残高は5.37億円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期業績予想を修正し、売上高は当初予想から5.54億円減の13.86億円(前期比13.6%減)となる見込みです。営業利益は△6,600万円、経常利益は△6,500万円、親会社株主に帰属する当期純利益は△8,800万円と、当初予想から変更ありません。新ブランド「LOGLY Marketing Nexus」の浸透に時間を要するため、短期的には主力商品「LOGLY Ads Context」の販売強化を図り、新規事業への取り組みも活発化させる方針です。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、業績予想の下方修正や損失計上の状況から、当期の配当は見送られる可能性が高いと推測されます。