リコーリース株式会社の2026年3月期中間期決算では、売上高が1,708億9,400万円(前年同期比11.2%増)と増収となりましたが、営業利益111億600万円(同2.6%減)、経常利益113億9,100万円(同2.0%減)、親会社株主に帰属する中間純利益62億5,700万円(同24.4%減)と減益となりました。通期予想も減益を見込んでおり、厳しい事業環境が続くことが予想されます。
主な事業セグメント
リコーリース株式会社は、リース事業、割賦販売事業、金融サービス事業を主な事業セグメントとしています。これらの事業を通じて、企業の設備投資や資金調達ニーズに応えるファイナンスソリューションを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間期の連結業績は、売上高が前年同期比11.2%増の1,708億9,400万円となりました。一方、営業利益は前年同期比2.6%減の111億600万円、経常利益は2.0%減の113億9,100万円、親会社株主に帰属する中間純利益は24.4%減の62億5,700万円となりました。売上高は増加したものの、販売費及び一般管理費の増加や特別損失の計上により、利益面では減少しています。
貸借対照表の変化
資産合計は前期末比3.8%増の1兆4,291億1,000万円となりました。主な増加要因は、リース債権及びリース投資資産の増加(4.4%増)や投資有価証券の増加(19.1%増)です。負債合計は前期末比4.0%増の1兆1,877億3,500万円となり、純資産合計は3.1%増の2,413億7,400万円となりました。自己資本比率は16.9%と、前期末から0.1ポイント低下しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュフローの詳細な数値は記載されていませんが、貸借対照表の変動から推測すると、営業活動によるキャッシュフローはリース債権及びリース投資資産の増加により減少した可能性があります。投資活動によるキャッシュフローは投資有価証券の取得により減少、財務活動によるキャッシュフローは短期借入金の増加により増加したと考えられます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の連結業績予想は、売上高3,200億円(前期比2.5%増)、営業利益190億円(同12.6%減)、経常利益192億円(同12.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益132億円(同15.7%減)を見込んでいます。売上高は増加を予想していますが、利益面では減少を見込んでおり、厳しい事業環境が続くことが予想されます。
株主還元
当中間期の配当金は1株当たり90円で、前年同期から10円増加しています。通期の配当予想は1株当たり185円(前期比5円増)となっており、株主還元の強化が図られています。