ラサ工業株式会社の2026年3月期中間期決算は、半導体関連製品の好調や電子材料事業の伸長により増収増益となりました。売上高226億9,800万円(前年同期比3.9%増)、営業利益28億6,000万円(同68.5%増)と大幅な利益成長を達成し、自己資本比率も63.1%に向上しています。通期予想も増収増益を見込んでおり、堅調な業績推移が期待されます。
主な事業セグメント
ラサ工業株式会社の主な事業セグメントは、化成品事業、機械事業、電子材料事業です。化成品事業では燐系製品や凝集剤関連製品、機械事業では建設機械や土木機械、電子材料事業では化合物半導体向け高純度無機素材を扱っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の売上高は226億9,800万円(前年同期比3.9%増)、営業利益28億6,000万円(同68.5%増)、経常利益29億5,000万円(同82.9%増)、親会社株主に帰属する中間純利益20億4,600万円(同110.3%増)となりました。化成品事業は半導体向け高純度品が堅調で増収増益、機械事業は減収ながら黒字転換、電子材料事業は化合物半導体市況の好調により大幅増収増益となりました。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比12億4,500万円増の470億8,300万円となりました。主な増加要因は有形固定資産の増加10億1,100万円です。負債は同6億700万円減の173億5,300万円、純資産は同18億5,300万円増の297億3,000万円となりました。自己資本比率は63.1%(前連結会計年度末60.8%)に上昇しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは30億1,900万円の収入となり、主に税金等調整前中間純利益29億5,000万円によるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは20億2,200万円の支出で、主に有形固定資産の取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは15億1,800万円の支出となり、主に長期借入金の返済と配当金の支払いによるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高492億円(前期比8.3%増)、営業利益51億円(同7.7%増)、経常利益49億円(同6.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益33億円(同5.4%増)を見込んでいます。この予想は2025年5月14日に公表された数値から変更はありません。
株主還元
当中間期の配当金は1株当たり64円となりました。2026年3月期の年間配当予想は1株当たり128円(前期比8円増)となっています。