ホクシン株式会社の当中間期は、売上高が50億6,500万円(前年同期比4.7%増)と増収となったものの、原材料費高騰や住宅着工減少の影響により1億3,200万円の営業損失を計上しました。通期では売上高110億円、営業利益6,000万円を見込んでおり、新製品投入や価格改定などで収益改善を目指します。
主な事業セグメント
ホクシン株式会社は、中密度繊維板(MDF)の製造・販売を主な事業としています。主に住宅業界向けに、建材用途、フロア基材用途、構造用途のMDFを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間会計期間の売上高は50億6,500万円(前年同期比4.7%増)となりました。しかし、接着剤原材料費の上昇により製造原価が高止まりし、営業損失1億3,200万円(前年同期は4,800万円の損失)、経常損失1億3,100万円(前年同期は4,900万円の損失)、中間純損失9,000万円(前年同期は3,600万円の損失)と、損失が拡大しました。新設住宅着工戸数の減少により主力製品の販売が低迷し、生産調整を実施したものの、コスト削減が追いつかず収益確保に至りませんでした。
貸借対照表の変化
総資産は前事業年度末比1.3%減の135億4,700万円となりました。流動資産は4.5%減の72億6,100万円、固定資産は2.6%増の62億8,600万円となっています。負債は1.4%減の77億9,500万円、純資産は1.2%減の57億5,100万円となりました。自己資本比率は42.5%と、前事業年度末から0.1ポイント上昇しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは3億5,400万円の収入(前年同期比64.6%増)となりました。主な要因は減価償却費や売上債権・棚卸資産の減少です。投資活動によるキャッシュ・フローは2億6,400万円の支出(同17.1%増)で、主に有形固定資産の取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは9,800万円の支出(同135.7%増)となり、短期借入金の返済が主な要因です。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の業績予想は、売上高110億円(前期比7.6%増)、営業利益6,000万円、経常利益3,000万円、当期純利益2,000万円(同1.7%減)を見込んでいます。住宅着工戸数の減少など厳しい事業環境が続くと予想されますが、構造用既存市場への拡販や非住宅市場向け新規製品の開発・拡販、新製品PANECOR board Mの量産開始、価格改定による収益改善などに取り組む方針です。
株主還元
当中間期の配当金は0円、期末配当予想は1株当たり2円となっています。前期と同様の年間2円配当を予定しています。