ベルトラ株式会社の2025年12月期第3四半期決算は、営業収益34.38億円(前年同期比7.4%増)、営業利益9,200万円と黒字転換を達成しました。OTA事業の回復と観光IT事業の成長が寄与し、全体として業績は改善傾向にあります。通期予想も黒字を見込んでおり、事業環境の改善と経営努力の成果が表れています。
主な事業セグメント
ベルトラ株式会社は、主に以下の2つの事業セグメントを展開しています:
1. OTA事業: 現地体験型オプショナルツアーのオンライン予約サイト「VELTRA」等の運営
2. 観光IT事業: チケットプラットフォーム事業や観光関連事業者向けITインフラ事業
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の経営成績は以下の通りです:
・営業収益: 34.38億円 (前年同期比7.4%増)
・営業利益: 9,200万円 (前年同期は2.42億円の損失)
・経常利益: 8,700万円 (前年同期は3.34億円の損失)
・親会社株主に帰属する四半期純利益: 8,600万円 (前年同期は3.19億円の損失)
OTA事業は増収増益、観光IT事業は増収減益となりました。全体として黒字転換を達成し、業績は回復基調にあります。
貸借対照表の変化
主な変動は以下の通りです:
・総資産: 99.19億円 (前期末比15.5%増)
・流動資産: 90.18億円 (前期末比14.9%増)、主に現金及び預金の増加
・固定資産: 9.01億円 (前期末比22.1%増)、主にソフトウェア関連の増加
・流動負債: 70.34億円 (前期末比23.5%増)、主に営業未払金と前受金の増加
・純資産: 28.78億円 (前期末比0.4%減)
自己資本比率は25.6%と、前期末の29.1%から3.5ポイント低下しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が前期末比12.14億円増加し63.81億円となっています。これは主に営業活動によるキャッシュ・フローの改善を示唆しています。
減価償却費は1.32億円(前年同期比7.8%増)となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の通期連結業績予想は以下の通り修正されました:
・営業収益: 45億円 (前期比4.5%増)
・営業利益: 1.2億円
・経常利益: 1.1億円
・親会社株主に帰属する当期純利益: 1億円
・1株当たり当期純利益: 2.73円
前期実績との比較はできませんが、通期で黒字を見込んでいます。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、2025年12月期の期末配当予想は0円とされています。