プレス工業の2026年3月期中間決算では、売上高が922億6,400万円(前年同期比3.2%減)となる一方、営業利益は55億3,700万円(同8.7%増)と増益を達成しました。自動車関連事業での国内普通トラック用部品の好調や、建設機械関連事業での油圧ショベル用キャビンの増加が寄与し、利益率が改善しています。通期予想も上方修正され、増配も予定されています。
主な事業セグメント
プレス工業株式会社の主な事業セグメントは、自動車関連事業と建設機械関連事業です。自動車関連事業ではトラック用部品、建設機械関連事業では油圧ショベル用キャビンなどを製造しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間期の売上高は922億6,400万円(前年同期比3.2%減)となりました。一方、営業利益は55億3,700万円(同8.7%増)、経常利益は57億200万円(同4.4%増)と増益となりました。親会社株主に帰属する中間純利益は31億2,400万円(同8.2%減)となりました。自動車関連事業では国内普通トラック用部品の販売が好調でしたが、海外では減少しました。建設機械関連事業では油圧ショベル用キャビンの生産・売上が増加し、セグメント利益が改善しました。
貸借対照表の変化
当中間期末の総資産は1,947億1,600万円(前期末比1.5%減)となりました。主な要因は現金及び預金の減少です。負債は690億2,000万円(同1.8%減)となり、主に短期借入金が減少しました。純資産は1,256億9,600万円(同1.4%減)となり、為替換算調整勘定の減少が主な要因です。自己資本比率は58.3%と、前期末の57.6%から0.7ポイント上昇しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは92億7,600万円の収入(前年同期比5.7%増)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは91億9,400万円の支出(同4.7%減)となり、主に有形固定資産の取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは49億9,600万円の支出(同8.5%減)となり、主に配当金の支払いによるものです。結果として、現金及び現金同等物の中間期末残高は210億2,500万円(前年同期比8.5%減)となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の通期連結業績予想は、売上高1,850億円(前期比2.6%減)、営業利益111億円(同15.1%増)、経常利益112億円(同9.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益63億円(同3.6%増)と修正されました。売上高は減少するものの、利益面では増益を見込んでいます。
株主還元
2026年3月期の年間配当金予想は、前期比3円増配の35円(中間配当16円、期末配当19円)に修正されました。これにより、配当性向は54.9%となる見込みです。