フクビ化学工業株式会社の当中間期業績は、売上高が微減となる中、利益面では大幅な増益を達成しました。断熱事業や非住宅分野の好調、原価低減や価格改定による収益性改善が寄与し、営業利益13.3%増、経常利益25.5%増、親会社株主に帰属する中間純利益27.6%増と、各段階利益で二桁成長を実現しています。
主な事業セグメント
フクビ化学工業株式会社の主な事業セグメントは、建材事業、CSE事業、精密事業、グローバル事業です。建材事業は断熱材や非住宅向け製品、CSE事業はOEM製品、精密事業は車載・電子機器向け部材、グローバル事業は海外での建材ビジネスが中心です。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の売上高は195億1,400万円と前年同期比0.5%減少しましたが、営業利益は7億1,900万円(同13.3%増)、経常利益は8億7,900万円(同25.5%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は6億200万円(同27.6%増)と増益となりました。断熱事業(同8.4%増)や非住宅分野(同7.0%増)が好調で、原価低減や価格改定により収益性が改善しています。
貸借対照表の変化
総資産は535億2,700万円(前期末比0.5%増)、負債は154億700万円(同2.0%減)、純資産は381億2,000万円(同1.6%増)となりました。自己資本比率は70.1%に上昇しています。投資有価証券が10億9,300万円増加した一方、現金及び預金が5億1,100万円減少しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは9億7,800万円の収入(前年同期比16億2,600万円減)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは6億6,100万円の支出(同5億4,600万円減)、財務活動によるキャッシュ・フローは7億8,300万円の支出(同2億5,800万円減)となりました。現金及び現金同等物の中間期末残高は136億7,400万円となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の連結業績予想は、売上高414億6,000万円、営業利益21億2,000万円、経常利益22億3,000万円、親会社株主に帰属する当期純利益15億6,000万円を据え置いています。当中間期の進捗率は売上高47.1%、営業利益33.9%ですが、下半期の需要増加や増産体制整備により、更なる売上高・利益の増加を見込んでいます。
株主還元
当中間期の1株当たり配当金は13.5円(前年同期10.5円)、期末配当予想は13.5円で、年間配当予想は27円(前期26円)となっています。配当金の総額は増加する見込みです。