フォルシア株式会社の2026年2月期中間期は、売上高10.97億円(前年同期比103.2%)と微増収ながら、営業利益3,300万円(同41.8%)と減益となりました。大型案件のリリースや開発体制強化のための先行投資が影響しましたが、安定的な月額収益の比率が高まり、持続的成長基盤が強化されています。
主な事業セグメント
フォルシア株式会社は、デジタルビジネスプラットフォーム事業の単一セグメントで事業を展開しています。主に旅行・観光業界向けに、独自の検索技術基盤「Spook」を軸としたソリューション型サービスと、商品販売プラットフォーム「webコネクト」を軸としたSaaS型サービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間会計期間の業績は、売上高10.97億円(前年同期比103.2%)、営業利益3,300万円(同41.8%)、経常利益3,400万円(同43.7%)、中間純利益2,100万円(同41.2%)となり、増収減益となりました。
売上高は微増となりましたが、大型案件のリリース対応や開発体制の拡充、プロダクト強化のための先行投資により、利益は前年同期を下回りました。一方で、安定的な月額収益の比率が高まり、持続的な成長基盤が強化されています。
貸借対照表の変化
当中間会計期間末の総資産は22.52億円(前期末比2.8%増)、負債は2.91億円(同15.6%増)、純資産は19.6億円(同1.1%増)となりました。
主な変動として、流動資産では契約資産が6,800万円増加(28.1%増)、売掛金が1.34億円減少(46.1%減)しました。固定資産ではソフトウェアが8,100万円増加(84.4%増)しました。負債では契約負債が8,500万円増加(4,867.6%増)しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは1.57億円の獲得となり、前年同期の4,800万円の支出から大幅に改善しました。これは主に売上債権の減少1.34億円、契約負債の増加8,500万円によるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは7,700万円の支出となり、前年同期の5,800万円の支出から33.2%増加しました。これは主に無形固定資産の取得による支出7,100万円によるものです。
財務活動によるキャッシュ・フローの記載はありません。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年2月期の通期業績予想は、売上高24.92億円(前期比7.9%増)、営業利益2.49億円(同15.9%増)、経常利益2.49億円(同25.8%増)、当期純利益1.71億円(同30.5%増)を見込んでいます。
この予想は2025年4月14日に公表された内容から変更はありません。増収増益を見込んでおり、特に利益面での大幅な改善が期待されています。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、2026年2月期の年間配当金は0円と予想されています。前期(2025年2月期)も年間配当金は0円でした。
現時点では無配当の方針を継続する予定であることが示唆されています。