トレックス・セミコンダクター株式会社の2026年3月期中間期決算では、売上高は118億7,900万円(前年同期比5.1%減)と減少したものの、営業利益は4億1,400万円(同23.1%増)、経常利益は3億8,100万円(同444.6%増)と大幅に改善しました。経費抑制の取り組みが奏功し、各段階利益が増加しています。通期予想では、半導体市況の回復を見込み、売上高245億円(前期比2.3%増)を予想しています。
主な事業セグメント
トレックス・セミコンダクター株式会社の主な事業セグメントは、日本、アジア、欧州、北米の4つです。各地域で電源IC製品の開発・製造・販売を行っており、電気機器の小型化・省電力化に貢献しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の業績は、売上高が118億7,900万円(前年同期比5.1%減)となりました。一方で、営業利益は4億1,400万円(前年同期比23.1%増)、経常利益は3億8,100万円(前年同期比444.6%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は3億3,600万円(前年同期は500万円)と大幅に改善しました。売上高は減少したものの、経費抑制の取り組みにより各段階利益が増加しています。
貸借対照表の変化
当中間連結会計期間末の総資産は350億5,900万円(前連結会計年度末比4.3%増)となりました。主な変動として、現金及び預金が15億400万円増加し、有形固定資産及び無形固定資産が5億3,300万円減少しました。負債は175億5,500万円(同8.3%増)となり、主に長期借入金が10億700万円増加しました。純資産は175億300万円(同0.6%増)となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは11億8,900万円の収入(前年同期比47.9%減)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは6億8,400万円の支出(同76.2%減)となり、主に有形固定資産の取得による支出が減少しました。財務活動によるキャッシュ・フローは9億3,400万円の収入(同60.6%減)となり、主に長期借入れによる収入が増加しました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の通期連結業績予想は、売上高245億円(前期比2.3%増)、営業利益6億円、経常利益6億円、親会社株主に帰属する当期純利益4億円を見込んでいます。半導体市況の在庫調整が解消に向かい、新たな需要につながる動きが出てきていますが、想定ほどの回復が見込めていないため、売上高は当初の想定を下回る見込みです。一方で、為替市場が想定より円安傾向に進んだことや経費抑制の取り組みにより、各段階利益は当初の想定を上回る見込みです。
株主還元
2026年3月期の年間配当金は、前期と同額の1株当たり56円(中間28円、期末28円)を予定しています。