トヨクモ株式会社の2025年12月期第3四半期は、クラウドサービス需要の拡大とM&Aによる新規サービス追加により、売上高35.12億円(前年同期比56.1%増)、営業利益13.01億円(同54.6%増)と大幅な増収増益を達成しました。通期予想も上方修正され、引き続き高成長が見込まれています。
主な事業セグメント
トヨクモ株式会社は、法人向けクラウドサービスの開発・販売を行っています。主なサービスとして「安否確認サービス」「kintone連携サービス」「トヨクモ スケジューラー」などを提供しています。また、子会社を通じて自治体や大企業向けのパッケージ製品開発も行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高35.12億円(前年同期比56.1%増)、EBITDA14.79億円(同74.3%増)、営業利益13.01億円(同54.6%増)、経常利益13.04億円(同54.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益8.5億円(同46.2%増)となりました。クラウドサービスの需要拡大や新規サービス「NotePM」の追加により、大幅な増収増益を達成しています。特に売上高とEBITDAの成長率が高く、収益性の向上が見られます。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比31.5%増の61.3億円となりました。主な変動は、のれんの増加9.17億円、顧客関連資産の増加3.21億円です。負債は43.5%増の23.05億円となり、主に契約負債が3.46億円増加しました。純資産は25.2%増の38.25億円となり、利益剰余金が6.97億円増加しています。自己資本比率は62.1%と、高い水準を維持しています。
キャッシュフローの変化
四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金は前連結会計年度末比1.45億円減少し40.51億円となっています。減価償却費は6,800万円(前年同期700万円)、のれんの償却額は1.1億円(前年同期なし)と増加しており、M&Aの影響が見られます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
連結業績予想が修正されています。通期の売上高は48億円(前期比52.5%増)、営業利益15億円(同29.0%増)、経常利益15億円(同29.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益11億円(同30.7%増)と、高い成長率を維持する見通しです。EBITDAは18.4億円(同56.9%増)と、特に高い成長が予想されています。
株主還元
2025年12月期の年間配当金は1株当たり20円(前期14円)と予想されています。配当性向は19.9%となる見込みです。