デンカ株式会社の2026年3月期中間決算では、売上高が1,966億9,900万円(前年同期比1.2%減)となる一方、営業利益97億4,000万円(3.8%増)、経常利益67億9,100万円(21.8%増)、親会社株主に帰属する中間純利益39億200万円(15.7%増)と増益を達成しました。電子・先端プロダクツ部門の好調が業績を牽引しています。
主な事業セグメント
デンカ株式会社の主な事業セグメントは、電子・先端プロダクツ、ライフイノベーション、エラストマー・インフラソリューション、ポリマーソリューションの4部門です。その他にプラントエンジニアリング事業や商社事業も展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の業績は、売上高が1,966億9,900万円(前年同期比1.2%減)となりました。一方で、営業利益は97億4,000万円(前年同期比3.8%増)、経常利益は67億9,100万円(前年同期比21.8%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は39億200万円(前年同期比15.7%増)と増益となりました。電子・先端プロダクツ部門が好調で、売上高が11.2%増加し、営業利益も28.0%増加しました。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比2.9%減の6,362億800万円となりました。流動資産は棚卸資産の減少などにより7.3%減少し、2,507億6,300万円となりました。固定資産は株式市況の上昇による投資有価証券の増加などにより0.1%増加し、3,854億4,400万円となりました。負債は工事未払金の減少などにより6.2%減少し、3,258億500万円となりました。純資産は0.7%増加し、3,104億300万円となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは115億3,000万円の収入となり、前年同期比650.6%増加しました。投資活動によるキャッシュ・フローは190億4,800万円の支出となり、前年同期比36.8%減少しました。財務活動によるキャッシュ・フローは11億3,000万円の収入となり、前年同期比96.2%減少しました。結果として、現金及び現金同等物の中間期末残高は289億4,300万円となり、前年同期比24.8%減少しました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の連結業績予想は、売上高を4,000億円(前回予想比2.4%減)に下方修正しました。一方、営業利益250億円、経常利益190億円、親会社株主に帰属する当期純利益150億円は据え置きました。ポリマーソリューション部門の販売が当初想定を下回る見通しであることが主な要因です。
株主還元
当中間期の配当金は1株当たり50円が予定されています。次期(2026年3月期)の配当予想は、中間配当50円、期末配当50円の年間100円となっています。