ゼット株式会社の2026年3月期中間決算は、売上高が291.46億円(前年同期比7.0%増)と増収となりましたが、営業利益5.16億円(同11.2%減)、経常利益6.27億円(同11.2%減)と減益となりました。卸売部門の貸倒引当金繰入額増加や物流コスト上昇が影響し、利益面で課題が残る結果となっています。
主な事業セグメント
ゼット株式会社は、スポーツ用品の卸売、製造、小売、物流を主な事業セグメントとしています。卸売部門が売上高の大部分を占め、スポーツ用品やライフスタイル関連商品を幅広く取り扱っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の売上高は291.46億円(前年同期比7.0%増)と増収となりました。しかし、営業利益は5.16億円(同11.2%減)、経常利益は6.27億円(同11.2%減)、親会社株主に帰属する中間純利益は3.84億円(同17.6%減)と減益となりました。卸売部門における貸倒引当金繰入額や物流コスト上昇、建物修繕等が利益減少の要因となっています。
貸借対照表の変化
総資産は318.22億円(前期末比2.9%減)となりました。流動資産が10.43億円減少し、固定資産が1.06億円増加しています。負債合計は171.81億円(同5.6%減)となり、純資産は146.4億円(同0.6%増)となりました。自己資本比率は46.0%(前期末44.4%)に上昇しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは3,700万円の獲得(前年同期比13.59億円減)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは5,100万円の獲得(前年同期は800万円の使用)、財務活動によるキャッシュ・フローは1.23億円の使用(前年同期比1.45億円減)となりました。結果として、現金及び現金同等物の中間期末残高は85.34億円となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の通期連結業績予想は、売上高560億円(前期比1.2%増)、営業利益11億円(同2.5%増)、経常利益13億円(同2.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益8.8億円(同70.6%減)を見込んでいます。前回公表からの変更はありません。
株主還元
2026年3月期の年間配当金は18円00銭を予定しており、前期と同額となっています。配当予想に変更はありません。