セントラル硝子株式会社の2026年3月期第2四半期決算は、売上高664.3億円(前年同期比2.4%減)、営業利益25.02億円(同47.3%減)と減収減益となりました。特にエネルギー材料事業での競争激化が業績に影響しましたが、電子材料事業ではAI半導体向け製品の販売増加が見られました。通期予想は下方修正されましたが、配当は前期同額の維持が予定されています。
主な事業セグメント
セントラル硝子株式会社の主な事業セグメントは、電子材料事業、エネルギー材料事業、ライフ&ヘルスケア事業、ガラス事業の4つです。これらのセグメントで半導体関連製品、リチウムイオン電池用電解液、医療関連製品、建築・自動車用ガラスなどを手がけています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間期の売上高は664.3億円(前年同期比2.4%減)、営業利益は25.02億円(同47.3%減)、経常利益は34.12億円(同34.0%減)、親会社株主に帰属する中間純利益は21.35億円(同23.2%減)となりました。電子材料事業は増収減益、エネルギー材料事業は減収減益、ライフ&ヘルスケア事業は微増収減益、ガラス事業は微減収減益となっています。特にエネルギー材料事業では、リチウムイオン電池用電解液製品の競争激化により大幅な減収減益となりました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比2.5%減の1,997.15億円となりました。主な変動として、受取手形、売掛金及び契約資産が69億円減少しました。負債は前期末比6.2%減の785.47億円となり、有利子負債が36.67億円減少しています。純資産は前期末比0.1%増の1,211.67億円となり、自己資本比率は1.6ポイント上昇し58.6%になりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは124.27億円の収入となり、主に税金等調整前中間純利益35.55億円、減価償却費40.37億円、運転資金の改善55.51億円によるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは39.02億円の支出となり、主に有形固定資産の取得44.77億円によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは71.32億円の支出となり、主に借入金の返済41.37億円、配当金の支払21.46億円によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の連結業績予想は、売上高1,424億円(前期比1.3%減)、営業利益70億円(同34.1%減)、経常利益78億円(同35.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益55億円(同3.1%減)と下方修正されています。厳しい事業環境が続くことが予想されますが、各事業での取り組みにより減益幅の縮小を目指しています。
株主還元
当中間期の配当金は1株当たり85円で前年同期と同額です。通期の配当予想は1株当たり170円(中間85円、期末85円)で、前期と同額の配当維持が予定されています。