サンリン株式会社の2026年3月期中間決算は、売上高が2.6%増の120.54億円となったものの、販管費の大幅増加により営業損失2.7億円、中間純損失1,900万円と業績が悪化しました。通期では増収を見込むものの、経常利益と純利益は減益予想となっています。自己資本比率は73.4%と高水準を維持しています。
主な事業セグメント
サンリン株式会社の主な事業セグメントは、エネルギー関連事業、製氷事業、青果事業、不動産事業です。エネルギー関連事業ではLPガスや石油製品の販売、電気事業、機器販売・リフォーム事業を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の売上高は120.54億円(前年同期比2.6%増)となりました。しかし、人件費や配送コストの上昇、パソコン入替費用等により販管費が大幅に増加し、営業損失は2.7億円(前年同期は1.32億円の損失)となりました。経常利益は4,000万円(前年同期比87.6%減)、親会社株主に帰属する中間純損失は1,900万円(前年同期は2.07億円の利益)と大幅に悪化しています。
貸借対照表の変化
当中間連結会計期間末の総資産は287.81億円(前期末比1.0%減)となりました。主な変動は、受取手形、売掛金及び契約資産の15.88億円減少、現金及び預金の6.35億円増加、投資有価証券の7.36億円増加です。負債は76.6億円(前期末比6.2%減)、純資産は211.21億円(前期末比1.1%増)となり、自己資本比率は73.4%に上昇しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは13.33億円の獲得(前年同期比20.8%増)となりました。主な要因は売上債権の減少16.53億円です。投資活動によるキャッシュ・フローは3.05億円の使用(前年同期比23.8%減)、財務活動によるキャッシュ・フローは3.22億円の使用(前年同期比2.9%増)となりました。この結果、現金及び現金同等物の中間期末残高は46.97億円となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の連結業績予想は、売上高320億円(前期比3.8%増)、営業利益7億円(同7.3%増)、経常利益11.5億円(同10.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益7.7億円(同6.3%減)を見込んでいます。第3四半期以降の業績回復を予想していますが、経常利益と純利益は減益の見通しとなっています。
株主還元
当中間期の配当金は0円となっています。通期の配当予想は1株当たり24円で、前期と同額を維持する予定です。