サイプレス・ホールディングスの2025年8月期決算は、売上収益112.88億円(前期比10.1%増)、営業利益7.65億円(同72.2%増)と大幅な増収増益を達成しました。新規出店や既存店の好調により業績が向上し、営業利益率も4.3%から6.8%に改善しています。次期も増収増益が見込まれ、初の配当と株主優待制度の導入も予定されています。
主な事業セグメント
サイプレス・ホールディングス株式会社は、和食・洋食・麺等の複数ジャンルにおいて、レストラン業態や総菜事業、フードコートの一括運営等幅広い業態にわたる飲食事業を展開しています。事業内容は飲食事業のみの単一セグメントです。
当決算における事業や経営成績の主な変化
売上収益は112.88億円(前期比10.1%増)、営業利益は7.65億円(前期比72.2%増)、当期利益は4.36億円(前期比157.7%増)となりました。新規出店9店舗や夏の猛暑によるクールシェアスポットとしての商業施設の集客増加等により、既存店売上も好調に推移しました。営業利益率は前期の4.3%から6.8%に改善し、収益性が向上しています。
貸借対照表の変化
資産合計は115.14億円(前期末比6.8%増)となりました。流動資産は20.02億円(前期末比33.9%増)で、主に現金及び現金同等物が3.34億円増加しました。非流動資産は95.12億円(前期末比2.5%増)で、主に有形固定資産が1.99億円増加しました。負債合計は91.78億円(前期末比3.3%増)となりました。親会社所有者帰属持分比率は20.3%(前期末17.6%)に改善しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは13.1億円の収入(前期比1.6%減)となりました。主な要因は税引前当期利益6.47億円、減価償却費及び償却費9.52億円です。投資活動によるキャッシュ・フローは4.91億円の支出(前期比71.2%増)で、主に有形固定資産の取得による支出4.47億円によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは4.84億円の支出(前期比58.1%減)で、主に長期借入金の返済による支出5.56億円によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年8月期の連結業績見通しは、売上収益123億円(前期比9.0%増)、営業利益8.5億円(同11.1%増)、税引前利益7.45億円(同15.0%増)、当期利益5.2億円(同19.1%増)を予想しています。継続的な成長が見込まれており、特に利益面での改善が期待されています。
株主還元
当期は配当の原資となる繰越利益剰余金の積上げを優先し無配となりました。次期は連結配当性向20%を目途として、1株当たり年間10円の配当を予定しています。株主優待制度も導入され、100株あたり1,000円相当の優待を年2回実施することが検討されています。