クリナップ株式会社の2026年3月期第2四半期決算は、売上高654.01億円(前年同期比2.9%増)、営業利益13.51億円(同256.5%増)と増収増益となりました。販売価格改定効果により利益率が改善し、厳しい事業環境下でも大幅な増益を達成しています。通期予想は売上高1,345億円(前期比3.5%増)、営業利益25億円(同20.7%増)を見込んでいます。
主な事業セグメント
クリナップ株式会社は、システムキッチンやシステムバスルームなどの住宅設備機器を主力とする企業です。厨房部門と浴槽・洗面部門が主な事業セグメントとなっています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の売上高は前年同期比2.9%増の654.01億円となりました。利益面では、原材料価格や人件費の上昇が続く中、販売価格改定効果により売上総利益率が上昇し、営業利益は前年同期比256.5%増の13.51億円、経常利益は170.0%増の16.63億円、親会社株主に帰属する中間純利益は292.2%増の10.05億円と大幅な増益となりました。厨房部門の売上高は前年同期比2.7%増、浴槽・洗面部門は1.7%増と堅調に推移しています。
貸借対照表の変化
当中間連結会計期間末の総資産は901.91億円(前期末比0.3%減)、負債は321.6億円(同3.7%減)、純資産は580.3億円(同1.6%増)となりました。自己資本比率は64.3%と前期末の63.1%から1.2ポイント上昇しています。流動資産は現金及び預金の減少等により1.6%減少、固定資産は投資その他の資産の増加等により1.7%増加しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは23.59億円の収入(前年同期比11.3%増)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは17.36億円の支出(同34.8%減)、財務活動によるキャッシュ・フローは23.05億円の支出(前年同期は8.78億円の収入)となりました。この結果、現金及び現金同等物の中間期末残高は前期末比9.3%減の170.15億円となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の連結業績予想は、売上高1,345億円(前期比3.5%増)、営業利益25億円(同20.7%増)、経常利益30億円(同14.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益18.5億円(同7.6%増)を見込んでおり、前回公表値から変更はありません。不安定な国際情勢や原材料価格の上昇が続く中、中期経営計画に基づき「ファン化促進」「専業力強化」を推進し、持続的な成長を目指す方針です。
株主還元
当中間期の配当金は1株当たり13円で前年同期と同額となっています。年間配当予想は31円(中間13円、期末18円)で前期と同額を予定しています。