オリエンタル白石株式会社の2026年3月期中間決算は、売上高361億2,100万円(前年同期比9.3%増)と増収となりましたが、営業利益37億4,300万円(同6.9%減)、経常利益37億6,500万円(同7.3%減)と減益となりました。受注高は423億8,600万円(同81.2%増)と大幅に増加し、今後の業績に期待が持てます。一方で、通期予想では減益を見込んでおり、収益性の改善が課題となっています。
主な事業セグメント
オリエンタル白石株式会社の主な事業セグメントは、建設事業、鋼構造物事業、港湾事業です。建設事業が主力で、橋梁やニューマチックケーソン工事などを手掛けています。その他に太陽光発電による売電事業なども展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の売上高は361億2,100万円(前年同期比9.3%増)となりました。一方、営業利益は37億4,300万円(同6.9%減)、経常利益は37億6,500万円(同7.3%減)、親会社株主に帰属する中間純利益は26億3,200万円(同3.9%減)と減益となりました。売上は増加したものの、利益面では減少しており、収益性の低下が見られます。受注高は423億8,600万円(同81.2%増)と大幅に増加し、受注残高も1,074億9,700万円(同21.4%増)と伸長しています。
貸借対照表の変化
総資産は792億9,500万円(前期末比2.2%増)となりました。流動資産は557億6,600万円(同0.1%減)とほぼ横ばいでしたが、固定資産は235億2,800万円(同8.1%増)と増加しました。負債は269億300万円(同2.3%増)、純資産は523億9,100万円(同2.2%増)となり、自己資本比率は66.0%と高水準を維持しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュフローの詳細な数値は記載されていませんが、現金及び預金が4億5,500万円増加しています。一方で、短期借入金が10億8,000万円増加しており、資金調達を行っていることがうかがえます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の通期業績予想は、売上高660億円(前期比2.2%増)、営業利益43億円(同20.9%減)、経常利益43億円(同22.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益28億円(同24.6%減)と減益を見込んでいます。前期比で増収減益の予想となっており、利益面での課題が示唆されています。
株主還元
中間配当金は1株当たり7円と決定されました。年間配当予想は14円50銭で変更はありません。前期の年間配当実績14円50銭と同額を維持する方針です。