エブレン株式会社の2026年3月期中間期決算は、売上高が微増の19.37億円となる一方、営業利益は26.3%増の2.37億円、経常利益は33.7%増の2.53億円と大幅な増益を達成しました。特に営業利益率が2.5%改善し12.3%となったことが注目されます。自己資本比率も82.5%に上昇し、財務基盤の強化が進んでいます。
主な事業セグメント
エブレン株式会社は、産業用電子機器及び工業用コンピュータの設計・製造・販売を専業として行っています。主な事業セグメントは、通信・放送、電子応用、計測・制御、交通関連、防衛・その他の5つに分類されます。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の業績は、売上高19.37億円(前年同期比0.3%増)、営業利益2.37億円(前年同期比26.3%増)、経常利益2.53億円(前年同期比33.7%増)、親会社株主に帰属する中間純利益1.7億円(前年同期比36.7%増)となりました。売上高は微増に留まりましたが、利益面では大幅な改善が見られました。特に、営業利益率は前中間連結会計期間の9.8%から12.3%へと2.5%改善しています。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末に比べ200万円増加し59.07億円となりました。流動資産は600万円増加し46.51億円、固定資産は300万円減少し12.55億円となりました。負債は8,500万円減少し10.33億円、純資産は8,700万円増加し48.73億円となりました。自己資本比率は前連結会計年度末に比べ1.4%増加し82.5%となり、財務基盤の強化が進んでいます。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは2.38億円の獲得となり、前年同期の1,600万円から大幅に改善しました。主な要因は税金等調整前中間純利益2.53億円、棚卸資産の減少1.06億円です。投資活動によるキャッシュ・フローは70万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは6,000万円の支出となりました。結果として、現金及び現金同等物は前連結会計年度末と比べ1.62億円増加し、27.48億円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想について、売上高41億円(前期比1.8%増)、営業利益5.2億円(同11.9%増)、経常利益5.2億円(同9.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益3.4億円(同8.5%増)を見込んでいます。現時点では、2025年5月13日に公表した数値からの変更はありません。
株主還元
2026年3月期の年間配当金は、前期の40円から8円増配の48円を予定しています。これは、業績の向上に伴う株主還元の強化を示しています。