アトラグループ株式会社の2025年12月期第3四半期決算では、売上高は減少したものの、利益面で大幅な改善が見られました。鍼灸接骨院支援事業のセグメント利益が前年同期比8,771.8%増と大きく伸長し、玩具販売事業の損失幅も縮小しています。通期業績予想では減収ながら黒字転換を見込んでおり、事業構造の改善が進んでいることが示唆されています。
主な事業セグメント
アトラグループ株式会社の主な事業セグメントは、鍼灸接骨院支援事業と玩具販売事業です。鍼灸接骨院支援事業では、ほねつぎチェーン、機材・消耗品販売、アトラ請求サービス、HONEY-STYLE、介護支援などを展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高が28.27億円(前年同期比8.3%減)となりました。一方で、営業利益は8,800万円(前年同期は3,500万円の損失)、経常利益は9,700万円(前年同期は3,900万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1.78億円(前年同期は7,800万円の損失)と、大幅な改善が見られました。鍼灸接骨院支援事業のセグメント利益は1.25億円(前年同期比8,771.8%増)と大きく伸長しました。玩具販売事業は減収となりましたが、損失幅は縮小しています。
貸借対照表の変化
資産合計は前連結会計年度末比6.1%減の38.64億円となりました。主な要因は商品の1.07億円減少です。負債合計は15.9%減の22.52億円となり、買掛金が2.08億円、長期借入金が1.59億円減少しました。純資産合計は12.3%増の16.12億円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益1.78億円の計上が主な要因です。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金は前連結会計年度末から4,900万円増加し10.99億円となっています。営業活動によるキャッシュ・フローは、四半期純利益の計上や仕入債務の減少などが影響していると推測されます。投資活動では投資有価証券の売却による収入があり、財務活動では長期借入金の返済による支出があったと考えられます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の通期連結業績予想は、売上高38億円(前期比10.3%減)、営業利益1.2億円、経常利益1.3億円、親会社株主に帰属する当期純利益2億円を見込んでいます。前期比での減収が予想されていますが、利益面では黒字転換が期待されています。
株主還元
2025年12月期の配当予想は、期末配当金が1株当たり0円となっています。前期も無配であり、当期も配当の実施は予定されていません。