あんしん保証株式会社の2026年3月期第2四半期決算は、営業収益が29.99億円(前年同期比14.0%増)と大幅に増加し、中間純利益も1.15億円(同17.5%増)と増益を達成しました。保証事業の拡大が続く一方で、営業費用の増加により営業利益は減少しています。通期では更なる業績改善が見込まれており、今後の収益性向上が注目されます。
主な事業セグメント
あんしん保証株式会社は、家賃債務保証事業の単一セグメントで事業を展開しています。主に賃貸住宅市場において、家賃の支払い保証サービスを提供し、加盟店の開拓やサポート、クレジットカード提携商品の拡販、保証会社払いの提携サービスの充実に注力しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間会計期間の業績は、営業収益が29.99億円(前年同期比14.0%増)と大幅に増加しました。一方、営業利益は7,713.3万円(前年同期比15.3%減)と減少しました。これは加盟店への集金代行手数料や貸倒引当金繰入額、人員増加に伴う人件費の増加が主な要因です。経常利益は1.57億円(前年同期比2.3%増)、中間純利益は1.16億円(前年同期比17.5%増)となり、増収増益を達成しました。保証件数、保証残高、加盟店契約数は堅調に増加しており、事業拡大が続いています。
貸借対照表の変化
資産は前事業年度末比6.1%増の136.41億円となりました。主な変動は、収納代行立替金が10.01億円増加し、求償債権が2.77億円増加した一方、現金及び預金が1.5億円、営業未収入金が3.01億円減少しました。負債は前事業年度末比6.9%増の112.16億円となり、主に収納代行預り金が7.23億円増加しました。純資産は前事業年度末比2.7%増の24.25億円となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは1.19億円の支出となりました。主な要因は、収納代行立替金の増加10.01億円、求償債権の増加2.77億円、営業未払金の減少1.65億円です。一方で、営業未収入金の減少3.01億円、収納代行預り金の増加7.23億円がありました。投資活動によるキャッシュ・フローは2,860.1万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは181.9万円の支出となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の通期業績予想は、営業収益60.95億円(前期比13.4%増)、営業利益1.2億円(同106.1%増)、経常利益2.5億円(同43.8%増)、当期純利益1.69億円(同88.7%増)を見込んでいます。前年度と比較して大幅な増収増益が予想されており、特に営業利益の回復が顕著です。この予想は2025年5月9日に発表されたものから修正はありません。
株主還元
2026年3月期の配当予想は、期末配当金として1株当たり3円を予定しています。これは前期の実績と同額であり、安定した株主還元を継続する方針が示されています。