株式会社colyの第3四半期累計期間の業績は、売上高が前年同期比13.9%増の49億円となり、営業損失も3億円と改善しました。『ブレイクマイケース』の好調や『coly ID』による手数料圧縮が寄与しましたが、新規タイトル開発費用の先行により販管費は増加しています。今後は女性向けエンタメ市場でのIP拡大を目指しています。
主な事業セグメント
株式会社colyは、モバイルオンラインゲームの企画・開発及び運営を主軸とし、自社IPを活用したグッズ、リアルイベント、飲食、音楽、舞台、アニメ等の多角的な展開を行うコンテンツ事業を単一セグメントとして展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期累計期間の売上高は49億円(前年同期比13.9%増)となりました。『ブレイクマイケース』の売上増加が寄与し、前年同期を上回りました。営業損失は3億円(前年同四半期は5.97億円の損失)と改善しました。これは売上高の増加に加え、『coly ID』の推進による手数料圧縮が想定以上に進んだことが要因です。一方、新規タイトル開発費用の先行により、販売費及び一般管理費は増加しました。
貸借対照表の変化
総資産は前事業年度末比6.4%増の66.88億円となりました。主な増加要因は投資有価証券の2.1億円増と建物の1.61億円増です。負債は前事業年度末比40.0%増の14.41億円となり、主に一年内返済予定長期借入金の1.5億円増加によるものです。純資産は前事業年度末比0.1%減の52.47億円となりました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は3,669万円(前年同期は1,044.1万円)と大幅に増加しています。これは設備投資や無形固定資産の取得が進んだことを示唆しています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年1月期の業績予想は非開示となっています。その理由として、新作ゲームのリリース延期の影響を算定中であることや、モバイルオンラインゲーム市場の競合環境の変化が激しく売上動向の予測が困難であることが挙げられています。中長期的には、女性向けエンタメ市場でのIP数増加と事業領域拡大を通じた成長を目指しています。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、前期・当期ともに配当金は0円となっています。