株式会社ZOAの2026年3月期中間決算では、売上高が微減となる一方で、利益面では大幅な増加を達成しました。特にパソコン事業が好調で、Windows 10サポート終了に伴う買い替え需要により売上が13.1%増加し、サポートサービスも好評でした。経常利益は26.2%増の2.42億円、中間純利益は24.1%増の1.64億円となり、収益性が大きく向上しています。
主な事業セグメント
株式会社ZOAは、パソコン事業、バイク事業、インターネット通信販売事業を含む小売事業と不動産事業を主な事業セグメントとしています。小売事業が売上高の大部分を占めており、特にパソコン事業とインターネット通信販売事業が主力となっています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間会計期間の業績は、売上高が44.01億円(前年同期比1.5%減)となりました。一方で、経常利益は2.42億円(前年同期比26.2%増)、中間純利益は1.64億円(前年同期比24.1%増)と大幅に増加しました。パソコン事業では、Windows 10サポート終了に伴う買い替え需要により売上が13.1%増加し、サポートサービスも好調でした。不動産事業は前年同期比49.2%減となりましたが、第2四半期に3件の案件成約がありました。
貸借対照表の変化
総資産は前事業年度末比3.2%減の52.51億円となりました。主な変動として、現金及び預金が20.2%減、売掛金が18.1%減、商品が8.6%減少した一方、販売用不動産が1,743.1%増加しました。負債は前事業年度末比10.5%減の22.27億円となり、買掛金が11.9%減、長期借入金が26.8%減少しました。純資産は前事業年度末比3.1%増の30.24億円となり、自己資本比率は57.6%に上昇しました。
キャッシュフローの変化
キャッシュフローの詳細な情報は提供されていませんが、現金及び預金が2.52億円減少していることから、営業活動や投資活動によるキャッシュアウトフローが大きかったと推測されます。長期借入金の返済2.06億円により財務活動によるキャッシュフローもマイナスとなった可能性があります。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の通期業績予想は、売上高90億円(前期比3.0%減)、営業利益4.7億円(前期比9.7%増)、経常利益4.7億円(前期比8.2%増)、当期純利益3.2億円(前期比7.7%増)となっています。売上高は減少するものの、利益面では増益を見込んでいます。この予想は2025年5月13日に公表されたものから変更はありません。
株主還元
配当に関する具体的な情報は提供されていませんが、前期(2025年3月期)の期末配当は1株当たり70円(創立40周年記念配当を含む)でした。2026年3月期の配当予想については明確な記載がありません。