豊和銀行の2026年3月期第2四半期決算では、経常収益が6.6%増の57億9,200万円となった一方、経常利益は36.3%減の6億3,900万円、中間純利益は54.0%減の4億800万円となりました。貸出金は0.6%増の4,320億3,800万円と堅調に推移しましたが、預金利息や営業経費の増加が利益を圧迫しています。
主な事業セグメント
豊和銀行は、預金業務、貸出業務、有価証券投資業務を中心とした地域金融機関です。主に大分県を中心に事業を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
経常収益は前年同期比6.6%増の57億9,200万円となりました。これは主に貸出金利息、有価証券利息配当金、株式等売却益の増加によるものです。一方、経常利益は前年同期比36.3%減の6億3,900万円、中間純利益は54.0%減の4億800万円となりました。これは預金利息、貸出金償却、営業経費の増加が主な要因です。貸出金は前事業年度末比0.6%増の4,320億3,800万円となり、地域の中小企業等への円滑な資金供給に努めた結果が表れています。
貸借対照表の変化
総資産は前事業年度末比0.9%減の5,942億1,500万円となりました。預金(譲渡性預金含む)は0.03%増の5,602億700万円、貸出金は0.6%増の4,320億3,800万円、有価証券は2.3%増の1,133億6,900万円となりました。純資産は前事業年度末比19.0%減の275億8,700万円となり、自己資本比率は1.1ポイント低下し4.6%となりました。
キャッシュフローの変化
キャッシュフローの詳細な記載はありませんが、貸借対照表の変化から、現金預け金が前事業年度末比18.7%減少し444億6,500万円となっています。これは主に貸出金や有価証券の増加に資金を充当したためと推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期通期の業績予想について、経常利益は前期比14.5%減の11億5,000万円、当期純利益は36.4%減の6億6,000万円を見込んでいます。1株当たり当期純利益は28円25銭を予想しています。これらの予想は2025年5月14日に公表された内容から変更はありません。
株主還元
2026年3月期の年間配当金予想は1株当たり10円(期末10円)で、前期と同額を維持する予定です。また、優先株式(B種、D種、F種)についても、それぞれ配当が予定されています。