筑波銀行の2026年3月期第2四半期決算は、経常収益が前年同期比17.9%増の239億4,700万円、経常利益が84.5%増の41億2,800万円と大幅に増加しました。貸出金利息の増加や与信関係費用の減少が寄与し、親会社株主に帰属する中間純利益は94.6%増の37億8,800万円となりました。通期業績予想も上方修正され、堅調な業績が見込まれています。
主な事業セグメント
筑波銀行は、主に預金業務、貸出業務、有価証券投資業務、為替業務などの銀行業務を中心とした金融サービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の経常収益は、前年同期比17.9%増の239億4,700万円となりました。これは主に貸出金利息の増加による資金運用収益の増加と役務取引等収益の増加によるものです。経常利益は前年同期比84.5%増の41億2,800万円、親会社株主に帰属する中間純利益は94.6%増の37億8,800万円と大幅に増加しました。与信関係費用の大幅減少も利益増加に寄与しています。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比0.7%減の2兆8,703億円となりました。貸出金は2.8%増の2兆1,746億円、有価証券は6.1%増の4,471億円と増加しましたが、現金預け金の減少が影響しました。負債は1.1%減の2兆7,676億円、純資産は11.9%増の1,027億円となりました。自己資本比率は0.4ポイント上昇し3.5%となっています。
キャッシュフローの変化
キャッシュフローの詳細な数値は記載されていませんが、預金は前連結会計年度末比1.3%減の2兆5,988億円となりました。一般法人預金は増加しましたが、公金預金や個人預金が減少しています。一方、貸出金は2.8%増加し、特に住宅ローン等の個人向け貸出を含む中小企業等貸出金や地方公共団体向け貸出が増加しています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、経常利益が前回予想比22.4%増の60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が26.8%増の52億円に上方修正されました。銀行単体では、国債等債券売却損の計上を見込む一方で、貸出金利息や有価証券利息配当金の増加を主因にコア業務純益が当初予想を上回る見込みです。
株主還元
2026年3月期の年間配当予想は1株当たり5円で変更ありません。第2四半期末配当は実施せず、期末配当のみ5円を予定しています。また、第四種優先株式については、2026年3月期の年間配当予想を1株当たり1.15円としています。