福島銀行は当中間期に経常収益9.0%増、経常利益・純利益ともに黒字転換を達成し、業績が大きく改善しました。総資産4.2%増、預金5.0%増と規模拡大も進んでおり、通期でも増収増益を見込んでいます。資金運用収益の増加と経費削減が奏功し、地域金融機関としての基盤強化が進んでいると評価できます。
主な事業セグメント
福島銀行の主な事業セグメントは、銀行業、リース業、クレジットカード業・信用保証業です。銀行業が中心で、地域金融機関として預金・貸出・為替業務などの金融サービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の経常収益は前年同期比9.0%増の71.99億円となりました。経常利益は前年同期の6.46億円の損失から1.06億円の利益に転換しました。親会社株主に帰属する中間純利益も前年同期の9.51億円の損失から1.56億円の利益となり、大幅な業績改善が見られます。この改善は主に資金運用収益の増加と営業経費の削減によるものです。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比4.2%増の8,389.36億円となりました。主な増加要因は、現金預け金が42.5%増の791.97億円、有価証券が3.1%増の1,655.51億円、貸出金が1.1%増の5,804.02億円となったことです。負債面では、預金が5.0%増の7,998.87億円となり、資金調達が順調に進んでいます。
キャッシュフローの変化
キャッシュフローの詳細な数値は記載されていませんが、営業活動によるキャッシュフローは預金の増加により改善したと推測されます。投資活動によるキャッシュフローは有価証券の取得により減少、財務活動によるキャッシュフローは配当金の支払いにより減少したと考えられます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の業績予想は、経常収益149億円(前期比11.0%増)、経常利益6億円、親会社株主に帰属する当期純利益5億円を見込んでいます。これは前期からの大幅な改善を示しており、業績回復の継続が期待されています。
株主還元
当中間期の配当は1株当たり0円です。通期の配当予想は1株当たり5円となっており、前期と同水準を維持する方針です。