主な事業セグメント
株式会社栄電子は、産業用一般電子部品および電子機器の販売を主な事業としています。半導体製造装置関連市場を主力市場とし、情報通信技術の高度化やAIの進展を背景に、データ活用の拡大や生産性向上への取り組みが加速する中で事業を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の経営成績は、売上高が33.67億円(前年同期比4.9%増)と増加しました。しかし、営業利益は3,200万円(前年同期比21.7%減)、経常利益は4,600万円(前年同期比14.6%減)と減少しました。一方、親会社株主に帰属する中間純利益は4,200万円(前年同期比93.5%増)と大幅に増加しました。主要顧客における生産部材の在庫消化や手配調整の長期化が影響し、期初の業績予想を下回る結果となりました。
貸借対照表の変化
総資産は69.08億円(前連結会計年度末比3.2%増)となりました。流動資産は41.93億円で、主に商品の増加2.4億円があった一方、現金及び預金の減少1.13億円がありました。固定資産は27.14億円で、主に投資有価証券の増加によるものです。負債は23.41億円(前連結会計年度末比5.6%増)となりました。純資産は45.66億円(前連結会計年度末比2.1%増)となり、主にその他有価証券評価差額金の増加によるものです。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは6,000万円の支出(前中間連結会計期間は9,100万円の支出)となりました。主な要因は棚卸資産の増加2.4億円、仕入債務の増加6,200万円、その他流動資産の減少4,700万円です。投資活動によるキャッシュ・フローは100万円の収入(前中間連結会計期間は100万円の収入)となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは5,000万円の支出(前中間連結会計期間は5,000万円の支出)となり、主に配当金の支払によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高68.86億円(前期比7.1%増)、営業利益7,700万円(前期比22.3%増)、経常利益9,300万円(前期比10.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益7,300万円(前期比97.2%増)と修正されました。半導体製造装置関連市場の成長が見込まれる一方、一部主要顧客における生産・在庫調整の影響が長期化していることを踏まえた予想となっています。
株主還元
2026年3月期の年間配当金は1株当たり10円(前期と同額)が予定されています。第2四半期末配当は0円、期末配当は10円の予想となっています。