東北銀行の2026年3月期第2四半期決算は、経常収益が18.6%増の87億2,500万円、経常利益が70.8%増の16億7,300万円と大幅な増収増益となりました。貸出金や有価証券の増加により資産規模も拡大し、通期予想も上方修正されています。一方で、預金利息の増加にも注意が必要です。
主な事業セグメント
東北銀行は、主に預金業務、貸出業務、有価証券投資業務を行う地方銀行です。中小企業向け貸出、個人向け貸出、大企業向け貸出が主な事業セグメントとなっています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間期の経営成績は大幅に改善しました。経常収益は前年同期比18.6%増の87億2,500万円、経常利益は70.8%増の16億7,300万円、親会社株主に帰属する中間純利益は81.8%増の11億7,800万円となりました。これは主に貸出金利息と有価証券利息配当金の増加によるものです。一方で、預金利息の増加により経常費用も増加しています。
貸借対照表の変化
貸借対照表では、預金等が前期末比0.9%増の9,311億円、貸出金が2.5%増の7,124億900万円、有価証券が4.2%増の2,243億5,200万円となりました。総資産は2.8%増の1兆379億5,900万円、純資産は3.9%増の367億5,800万円となっています。自己資本比率は3.5%で前期末と同水準を維持しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュフローの詳細な記載はありませんが、経常利益の大幅な増加や貸出金の増加から、営業活動によるキャッシュフローは改善していると推測されます。投資活動では有価証券の増加が見られ、財務活動では特筆すべき変化は見られません。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の通期業績予想は、経常収益が前期比11.8%増の168億円、経常利益が31.7%増の26億円、親会社株主に帰属する当期純利益が58.9%増の17億円と、引き続き増収増益を見込んでいます。これは、貸出金利息や有価証券利息配当金の増加が継続すると予想されているためです。
株主還元
2026年3月期の年間配当金は、前期と同額の1株当たり50円(中間25円、期末25円)を予定しています。配当金総額は約4億7,500万円となる見込みです。