株式会社島根銀行の2025年度中間期は、経常収益が53.8億円(前年同期比3.3%増)となりましたが、資金調達費用や営業経費の増加により、経常利益は3.42億円(同43.4%減)、親会社株主に帰属する中間純利益は3.15億円(同37.0%減)と減益となりました。通期業績予想も減益を見込んでおり、厳しい経営環境が続くと予想されます。
主な事業セグメント
株式会社島根銀行の主な事業セグメントは銀行業務とリース業務です。銀行業務では預金業務、貸出業務、有価証券投資業務、内国為替業務等を行っています。リース業務は事業向け金融サービスの一環として行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年度中間期の経常収益は前年同期比3.3%増の53.8億円となりました。一方、経常利益は前年同期比43.4%減の3.42億円、親会社株主に帰属する中間純利益は前年同期比37.0%減の3.15億円と減益となりました。これは主に資金調達費用の増加や営業経費の増加が影響しています。資金運用収益は増加したものの、経費の増加を吸収できませんでした。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比1.0%増の5,746.02億円となりました。主な増加要因は有価証券の増加です。一方、負債は前期末比1.1%増の5,600.3億円となりました。預金が増加しています。純資産は前期末比2.5%減の145.72億円となりました。その他有価証券評価差額金のマイナス幅が拡大しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは、預金の増加等により増加しました。投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得等により減少しました。財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払等により減少しました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、経常収益が前期比2.0%増の105.6億円、経常利益が前期比47.5%減の4.5億円、親会社株主に帰属する当期純利益が前期比39.2%減の3.7億円と減益を見込んでいます。引き続き厳しい経営環境が予想されています。
株主還元
2026年3月期の年間配当予想は1株当たり10円(中間5円、期末5円)で前期と同額を予定しています。配当性向は32.5%となる見込みです。