株式会社地域新聞社は、当事業年度に売上高31.53億円(前期比105.9%増)、経常利益5,200万円(同310.7%増)、当期純利益4,100万円(同1,189.1%増)と大幅な増収増益を達成しました。戦略的アライアンスの推進や新サービスの創出が奏功し、業績トレンドが明確に転換。今後は更なる成長を目指し、アライアンス強化や新ビジネスモデルの展開を進める方針です。
主な事業セグメント
株式会社地域新聞社は、主に「ちいき新聞」の発行による広告収入を中心とした広告関連事業、不動産事業、その他事業(主にWEB広告の受託)を展開しています。2県40エリアで週間約174万部を発行し、地域密着型の情報提供サービスを行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当事業年度の経営成績は、売上高31.53億円(前期比105.9%)、経常利益5,200万円(前期比310.7%)、当期純利益4,100万円(前期比1,189.1%)と大幅な増収増益を達成しました。「Strategic Plan」に基づく取り組みが成果を上げ、業績トレンドが明確に転換しました。特に、戦略的アライアンス関連受注額が急速に拡大し、全国媒体ネットワークとの連携や他社との業務提携による新サービスの創出が好調でした。
貸借対照表の変化
資産合計は前期比84.5%増の22.99億円となりました。主な要因は、土地の6.67億円増加、建物の3.43億円増加、売掛金の9,700万円増加です。負債合計は前期比74.4%増の16.46億円となり、主に長期借入金が6.38億円増加しました。純資産は前期比116.1%増の6.53億円となり、新株予約権の行使により資本金と資本準備金がそれぞれ1.51億円増加しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは1,100万円の収入となり、前期比90.7%減少しました。主な要因は、税引前当期純利益4,500万円、売上債権の増加9,600万円、仕入債務の増加5,100万円です。投資活動によるキャッシュ・フローは8.91億円の支出となり、主に有形固定資産の取得による支出10.43億円によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは9.47億円の収入となり、主に長期借入れによる収入7.26億円、新株予約権の行使による収入2.98億円によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年8月期の業績計画として、売上高35億円(前期比11.0%増)を目標としています。利益面については、行政案件の戦略的受注、M&A関連費用、進行中のアライアンスの影響など、不確定要素が多いため開示を控えています。今後は「Strategic Plan」に基づき、アライアンスの推進、新型ビジネスモデルの具体化、地域共創プラットフォームの実現を目指し、利益率の改善と売上規模の拡大を図る方針です。
株主還元
当事業年度の配当は無配となりました。現在は他社とのアライアンスを中心とした新サービスの創出が最優先事項であり、経営基盤の強化および積極的な事業展開のための投資フェーズにあるためです。中期的には、業績及び財務状況の改善に努め、各事業年度の業績推移及び利益剰余金の状況を勘案しながら株主への利益還元を検討していく方針です。